こんにちは!ディーラー勤務15年以上、営業マンお悩み解決ブロガーのタッピー(⇒プロフィールはこちら)です。
コンビニの店員さんの言葉遣いに、
「この店員さん、言葉遣いが変だな…」
と感じながら、買い物をした経験がありませんか?
実際、あなたもお客様や取引先で間違った言葉遣いをしているかもしれませんよね。
僕も新人の頃、言葉遣いでお客様から指摘を受けた経験があります。
正しい言葉遣いをするだけで、
「この営業マンはデキる!」
と思われ、間違った言葉遣いをしていると、
「この営業マン言葉遣いが変だし、他へ行こう…」
とお客様は逃げてしまいます。
そうならないために、今回は営業マンが日頃間違って話しているであろう代表的な5つの言葉遣いについてご紹介いたします。
ぜひあなたも記事を最後まで読んで、日頃の言葉遣いを見直してみましょう!
目次
営業は正しい言葉遣いから!
営業マンが接客を行う上で、必ず身に付けておきたいスキルの一つに「正しい言葉遣い」があります。
よく営業マンにありがちなのが、丁寧に話さなければいけないと思い込み、敬語が極端すぎて変な感じに聞こえたり、商品知識を伝えるのに上から目線で話してしまったりしてしまいます。
「なんか話し方変じゃない?」
「この営業マン上から目線だな…」
なんてお客様に思われたら、決まるはずの商談もダメになってしまいますよね。
人は最初に感じた印象で、マイナスな印象を持てば持った分だけ心の扉を開かなくなってしまします。
正しい言葉遣いをして、まずは相手に受け入れてもらえる、好感を持ってもらえる営業マンを目指したいものです。
言葉遣いであなたの品格が問われてる?
言葉は、その人の人柄を表します。
「心の触れ合いは言葉遣いから」
と言われるように、身だしなみや姿勢などと同じように、「言葉遣いもお客様との信頼関係を築くために重要なマナー」です。
横柄な言葉遣いをすることは、「お客様に不快感を与えあなたの品格を下げる」ことにもつながります。
また、ささやくような小さな声で話をすることは、自信がないように見え、マイナスな印象を与えてしまいます。
営業マンにとって、正しい言葉遣いをすることは当然ですが、それに伴って明るくハキハキとした言葉遣いをすることも心掛けましょう。
次の記事では、営業マンに必ず身に付けておいて欲しい営業マナーについて解説しています。
コミュニケーションを取るためにも必要なスキル
また、正しい言葉遣いで接客することは、「お客様とより良いコミュニケーションを取るためにも必要なスキル」と言えます。
日々、多くのお客様と接する営業マンにとって、相手を不快にさせないことはとても大事です。
お客様は、営業マンに言われたちょっとした言葉の言い回しで不快感を感じたりするものです。
ビジネスシーンで、幅広く多くの人とより良いコミュニケーションを取るためには、正しい言葉遣いが必要とされているのです。
ちなみに、営業マンのコミュニケーション能力の鍛え方については、次の記事で解説しています。ぜひこちらもご覧になって見て下さい。
言葉遣いでお客様から指摘された過去
僕自身、新人の頃お客様から言葉遣いについて指摘された経験があります。
ある日、上司のお客様が来店され、あいにく上司が外出中だったため僕が代わりに商談した時のことです。
「あなた新人さんだろ!?今の言葉遣いおかしいよ!」
と急に言われ、僕はハッとしました。
それまで、お客様から言葉遣いについて指摘をされた経験がなかったため、正直とてもショックでした。
その後も、そのお客様から、
「今の日本語もおかしいよ!」
と2、3回指摘され、僕は汗びっしょりでビクビクしながら商談したのを覚えています。
あとで上司にその話をすると、
「あ~、あのお客様国語の先生だからね」
「特に、新人の言葉遣いにキビしい人なんだよ。。」
とのことでした。これまでにも、何人か僕と同じような経験をした新人がいるそうです。
しかし、僕は「そのお客様に自分の間違った言葉遣いを指摘されて良かった」と思っています。
それからの僕は、
「そのお客様に負けるものか!」
と、何かライバル心のようなものを持ち、必死になって営業マンに必要な言葉遣いを学びました。
具体的には、「デキる上司の言葉遣いを真似る」ことから始めました。
上司が商談している時や電話応対をしている時の言葉遣いを、実際に自分の言葉としてお客様に話してみたのです。
最初は上手く行かなかったり、ぎこちなかったりしましたが、場数を増やすことで習得して行きました。
そのうち、僕が上司のお客様からの電話をとった時、
「あなた、○○さん(デキる上司)に話し方がそっくりね。」
と、言われるほどになりました。
あなたも、自分の言葉遣いに不安を感じているのであれば、まずはデキている人の真似をすることで良い言葉遣いが早く取得できるはずです。
ちなみに、僕の詳しいプロフィールについては下記でご紹介しています。ぜひこちらもご覧になって頂けると嬉しいです。
営業マンが知らずに使っている5つの間違った言葉遣いとは?
それでは、営業マンが気を付けたい間違った言葉遣いについて、代表的な5つを挙げてみたいと思います。
「とんでもございません」
「なるほどですね」
「了解です」
「よろしかったでしょうか」
「○○のほう」
あなたも日頃の営業活動の中で、これらの言葉をついつい言っているはずです。
それぞれ、「どこが間違っているのか?」具体的に解説していきます。
「とんでもございません」
お客様にお礼を言われたり、ほめられたりしたとき、
「とんでもございません」
と、謙遜する意味で使ったりする言葉ですね。
しかし、この言い方は「とんでもない」で一語となり、これに「ございません」をつけるのは日本語の表現的に間違いです。
正しくは、
「とんでもないことでございます」
なのですが・・・、なんか堅苦しい印象ですよね。
最近では、この「とんでもございません」という言い方はかなり広まっているため、「文法的には間違いですが使用しても問題ない」とのことです。
年配の方や敬語表現を学んだ人の中には、間違った敬語であると認識を持っている人もいますので気を付けましょう。
「なるほどですね」
お客様の意見に同意や尊重の意思を伝える時に、
「なるほどですね」
と、よく言います。
「なるほど」という言葉は、目上の人が同等、もしくは目下の人の意見を聞いたときに使う言葉なので、目上の人やお客様に対して使う言葉としてはふさわしくありません。
これに置き換える言葉としておすすめなのは、
「おっしゃっるとおりです」
という言葉です。
「おっしゃっるとおりです」という言葉は、敬語と同等の敬意を表しつつ、「なるほどですね」と同じ、同意する意向を伝えることができます。
「了解です」
これも良く使っていますよね。
上司からのお願いごとに、ついつい「了解です!」と言ってしまいます。
相手の意思を受け取り、了承するという意味でよく使われますが、目上の人やお客様に対して使用する言葉としてはよくありません。
「了解です」は、対等もしくは目下の人に使う言葉なので、お客様に対しては「承知しました」や「かしこまりました」と言ったほうが良いようです。
「よろしかったでしょうか」
「いまお時間よろしかったでしょうか?」
なんてお客様との会話の中でよく使っていませんか?
一見、丁寧に聞こえる表現ですが、これも正しくない表現です。
間違っているポイントとして、過去形で聞いていることです。
正しくは、「よろしいでしょうか?」になります。
「○○のほう」
これはよく飲食店で聞く間違った言い方です。
「お皿のほう、お下げしますか?」
「こちらのほうで、よろしいですか?」
リズムとして悪くないため、聞き手も話し手も違和感を感じてないケースもあります。
しかし、「○○のほう」はそもそも方角を指し示す言葉ですので、
「お皿をお下げしますか?」
「こちらでよろしいですか?」
これが正しい言い方となります。
必要のない「○○のほう」という言葉をつける必要はありません。表現はできるだけシンプルにすることが会話の基本ですね。
これまで、営業マンが使っているであろう代表的な5つの間違った言葉遣いについてご紹介してきました。
これらの間違った言葉遣いは、早めに気付いて自分で正していくことが肝心です。
正しい言葉遣いをすることは、あなたの営業マンとしての成績アップにもつながりますので、頑張って直していきましょう!
次の記事では、営業マンに必須のセールストークのコツについて解説しています。
営業初心者はビジネススキルを学ぼう!
これまで接客マナーの基本でもある正しい言葉遣いについて解説してきました。
きちんとした言葉遣いができるようになると、あなたは好感を持たれる営業マンになれるはずです。
しかし、それだけでは感じがいい営業マンで終わってしまいます。
デキる営業マンとして成功するためには、やはりビジネススキルやビジネスマインドも身に付けておかなければなりません。
例えば、仕事を効率的に順序立てて考え、最短で行動するためには、
「仮説思考」「論理思考」「逆算思考」「エッセンシャル思考」
といった、ビジネスマンに必須の「思考」を身に付けておく必要があります。
これらの思考は、営業マンが仕事をする上でとても肝となるもので、仕事を上手に行うためには必ず身に付けておかなければならない考え方なのです。
ちなみに思考を身に付けるためには、「仮説思考」「論理思考」「逆算思考」「エッセンシャル思考」を持っている人のセミナー音声などを聞き続けることで、その人の思考を脳にインプットすることができます。
ぜひ営業初心者や営業で行き詰っている人には、これらの思考を身につけて欲しいと思っています。
具体的に、営業マンが身につけるための方法については、下記の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひこちらの記事もご覧になってみて下さい。
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ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
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そんな思いから、当ブログを立ち上げました。
僕自身、15年以上の営業経験の中で、営業ノルマや人間関係でたくさん悩んできました。
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僕が、定期的におすすめ記事をご紹介しています。
Twitterのタイムラインに流れる記事をその都度読んで行けば、1ヶ月ぐらいで読破出来るはずです。
まとめ
今回は、営業は正しい言葉遣いから!知らずに使っている5つの間違った言葉遣いとは?というテーマで解説してきました。
営業マンにとって、正しい言葉遣いは基本中の基本です。
さまざまな人とコミュニケーションを取る上でも、正しい言葉遣いは大切なスキルであると言えます。
自分の間違いに早く気付き、正しい言葉遣いをマスターすることが、トップセールスマンになるための第一歩です。
今回の記事は、あなたにとってお役に立ちましたか?
ぜひ一言コメントをお待ちしております。