こんにちは!営業一筋20年以上、営業マンお悩み解決ブロガーのタッピー(⇒プロフィールはこちら)です。
あなたは、いまの会社で貰う給料に満足していますか?
僕はどうなのかと言うと、社会人に成り立ちの頃は給料日ともなれば気分はウキウキでした。
「おいしいもの食べに行って…」
「服を買いに行って…」
給料が貰えただけでうれしかった時期がありましたが、いつからか・・
「何でこんなに給料が安いんだろう…」
と、考えが変わって行ったのです。
そう考えるようになったのも、周りと比べ始めてから。
段々と、自分が拘束されている時間と貰っている給料が割に合っていないことに気付いたのです。
「こんなにサービス残業や休日出勤しているのに、給料は変わらない…」
そんな思いの人も多いのではないでしょうか?
今回は、サラリーマンの給与事情について解説してみます。
心当たりの人は、ぜひ記事を最後まで読んで今後の行動を考えてみましょう!
目次
給料が安いって言うけど平均はどれくらい?
あなたは、いま会社から貰っている給料に満足しているでしょうか?
サラリーマンの大半が、
「満足していない…」
っていうのが現状ではないかと思います。
日本人サラリーマンの平均年収が分かる国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、平均年収は「420万円」なんだそうです。
平均年収が420万円と聞いて、多いと思うか少ないと思うか・・
男性と女性、別々の平均年収は男性で511万円、女性で272万円。
倍率で言えば、男性は女性の約1.9倍の給与をもらっているという計算になります。
まだまだ、「女性の方の会社組織での昇進の実態が進んでいない」のが原因のようです。
また、正規雇用者の平均年収が418万円、非正規雇用者の平均年収が171万円となっていることから、正規・非正規の年収の差は相当大きなものになっていることが分かりますね。
なぜ、あなたの給料は安いのか?
上記の平均年収と見比べて、なぜあなたの給料は安いのでしょうか?
答えは簡単です!
全然稼げていない人(年収数十万円程度)と、とんでもなく大金を稼いでいる人(年収数億円以上)が現実に存在するからです。
ものすごく簡単な例をひとつ挙げてみます。
100人の小さな村があるとして、その内の5人が年収1億円、残りの95人が年収0円だったとすると「その村の平均年収」は…
(5人×100,000,000円+95人×0円)÷100=5,000,000円
ということで、「平均年収500万円」となります。
「ものすごく稼いでいる極一部の人」と「稼げていない大半の人」がいるんですね…。
ですので、「平均以上の金額を稼いでいる人」よりも「平均以下の金額しか稼げていない人」の方が多くなるわけです。
上記のグラフを見て頂けると一目瞭然ですね!
平均所得金額以下の人が61.4%、平均所得以上の人が38.6%となっていますので、
「平均より稼いでいる人よりも、稼いでいない人の方が約1.6倍多く存在する」
ということが言えます。
ちなみに次の記事では、サラリーマンのスピード出世する人の特徴についてご紹介しています。
夫の仕事に不満がある妻は5割以上?!
世の中の頑張っているお父さんたちには悲しいお知らせですが・・・
あるインターネット調査によると、夫の仕事に不満がある妻は5割以上、調査に答えてくれた約半数が夫の仕事に不満があるそうなんです。
不満の原因は低収入
不満がある夫の年収は、300万円未満、300~400万円、400~500万円と年収が低くなるほど不満の割合が高くなります。
夫の仕事に対する不満と低収入は相関性があり、特に「500万円未満の家庭は夫の仕事に不満の矛先が向けられやすい」と言えます。
夫の仕事に不満を持っている妻の約2割が離婚を考えている
「夫の仕事に不満を持っている妻の約2割程度が離婚したい」と考えているそうです。
離婚したい夫の年収を調べてみると、300万円未満が圧倒的に多く、年収が低くなるほど離婚意識が高いことが分かります。
職種で調べてみると、運輸業、小売業が特に不満度が高く、食品製造業、飲食業、宿泊業、娯楽業と続いて行きます。
一般的に運輸業や小売業は、低収入で長時間労働のイメージがありますもんね。
低収入、長時間労働、福利厚生が不十分は要注意!
上記のことからも分かるように、夫の仕事に不満を持つ理由は、
「給料が安い」
「残業が多い」
「福利厚生が不十分」
などが挙げられます。
なんとなくイメージ出来ますよね。
「うちの旦那、給料は安いくせに帰りも遅い…」
「休日も出勤が多く、長期連休なんかもない…」
「子供の面倒は、すべて私…」
積もり積もって、離婚になるんでしょうね。
そういえば、うちの上司にも同じような悩みを持った人がいたような・・・
次の記事では、「サラリーマンはつまらない…」と感じている人に向けての解消法についてご紹介しています。
給料が安いと不満ばかりで行動しない人とは?
低収入の家庭内事情が分かったところで、自分の給料に不満を感じているにもかかわらず、文句ばかり言って何も行動しない人っていませんか?
✔仕事しないくせに給料が少ないと文句ばかり言う人
✔文句を言うばかりで現状を変えようとしない人
文句ばかり言っていても、何も行動しなければ現状は変わるわけがありません。
何か自分で行動しなければ、どうにもならないことが明らかなのに、
「給料が安い」「上司が悪い」「会社が悪い」「社会が悪い」
と文句ばかり言って、自分は何も行動しない人。
「あなた自身に問題があるのですよっ!」
と、言いたいところですが・・・
行動しない人の言い訳とは…
自分の給料が安いことを、他人や会社のせいにしてばかりいても何も始まりません。
そんな行動しない人に限ってこんなことを言います。
「どうせスキルアップしても評価してくれない…」
「スキルアップや副業なんてする時間がない…」
「転職しても世の中ブラック企業ばかりだ…」
マイナスのオーラがプンプン漂っています。
「じゃあ、ずっと今のままでいたらいいんじゃない?」
と言いたくなりますよね。
ちなみに次の記事では、「問題解決に必須のスキル」について解説しています。ぜひこちらの記事もご覧になってみて下さい。
昨日よりも1ミリでも進んだ自分になろう!
行動しないと、現状は何も変わりません。
僕も、成功者の本を何冊も読んできましたが、最初から成功者だった人なんて一人もいません。
「みんな0から始め挫折を味わい、逆境を乗り越えながら成功した人」がほとんどです。
ただひとつ、成功者に共通しているのが「大量行動」です。
僕の身近で儲けている社長さんたちも、とても行動力があります。
何が正しいのか分からなくても、とりあえず自分が信じた道に向かって大量行動してみる。
「昨日より1ミリでも進んだ自分の積み重ねにより成功への道が開ける」と僕は信じています。
次の記事では、「営業マン成功のための7ステップ」というテーマで、営業初心者の人向けに分かりやすく解説しています。
給料が安い状態を抜け出す方法とは?
それでは、具体的にどのような行動をすれば給料が安い状態から抜け出せるのでしょうか?
いろいろと方法はあると思いますが、僕がおすすめする方法は以下の通りです。
①ビジネススキルを磨く
②昇給交渉をしてみる
③副業をしてみる
④思い切って転職する
それぞれ詳しく見て行きましょう。
①ビジネススキルを磨く
誰しもが考えることでしょうが、自分自身のスキルアップです。
給料が安いのは、「あなた自身が会社から良く評価されていないことが原因」かもしれません。
良く評価されるためには、あなた自身のビジネススキルを磨く必要があります。
スキルアップして自分の価値を高めることができれば、会社はあなたを手放したくはないはずです。
結果的に給与アップにつながるのです。
しかし、スキルアップと一言で言ってもさまざまです。
仕事に直結したビジネススキルを上げるのが一般的ですが、社会人としてのスキルアップ、ビジネス全般のスキルアップなどさまざまです。
ちなみに僕は、ビジネス全般のスキルを今なお学び続けています。
その結果、自動車販売で1億8,000万円の売上を個人で3年連続達成することにも成功しています。
僕が学んだ、ビジネススキルを学ぶための方法については、下記の記事で詳しくご紹介していますので、こちらもご覧になってみて下さい。
②昇給交渉をしてみる
「自分には会社に貢献できる十分なスキルがある!」
「人に負けないぐらいスキルアップしてきた!」
と思っている人は、一度「給与改定に向けて上司に希望を少しずつ伝えてみる」のも良いと思います。
自分の報酬を上げる交渉は、サラリーマンだとあまりやらないかもしれませんが、フリーランスだと当たり前に行われています。
要求すべきことは、「はっきり要求しないと相手も分からない」ことだってあります。
給与体系がしっかりしている大企業であれば話は別ですが、中小企業ではそういうしっかりとした仕組みが整備されていないこともあり、実力に関わらず不当に低い給与設定のままというケースもあります。
また、上司もそんな状況に気付かずにいるかもしれません。
話ができる上司であれば、一度相談してみて今の現状を伝えてみましょう!
③副業をしてみる
給料が安くて不満を持っているサラリーマンに、僕が一番おすすめしたいのが「副業」です。
実際僕も、現状の給料に満足できず、これまで副業について学んできました。
ちなみに、あなたはサラリーマンとしての給料以外に収入源がありますか?
「親の遺産がある」
「不動産収入がある」
なんて人は副業など考えなくて良いのでしょうが、一般的なサラリーマンはそんな収入源なんてありません。
だから、「会社にしがみついて行くしかなく、辛いことがあっても辞めるに辞められず、ストレスが溜まり負のスパイラルに陥ってしまう」のです。
そうならないためにも、「あなた自身のビジネス(=副業)」を考えてみてはいかがでしょうか。
僕自身、どうすれば現状を抜け出せるのかを真剣に考え、副業という道を見つけ、いまでは会社からの給料とは別に副業での収入を得ています。
副業も色々ありますが、僕のようなサラリーマンに一番おすすめなのは「インターネットマーケティング」です。
インターネットを活用した副業なら、リスクもなく、資金もほとんどかからず行うことができます。
インターネットを活用した副業については、次の記事で詳しく解説してますので、こちらをご覧になって見て下さい。
④思い切って転職する
最後に、僕はこれまで転職をした経験がないので偉そうなことは言えませんが、自分にスキルがあり、会社がそれを認めてくれないのであれば、転職も視野に入れてみるのも良いかもしれません。
実際、僕の同僚でも公務員試験を受け転職した人もいますし、転職して給料アップにつながった人も身近でおります。
もし、転職を考えるのであれば事前準備が必要です。
突発的に今の仕事を辞め、その後転職活動をすることはおすすめできません。
今の仕事は続けながら転職の事前準備を行い、すべてが整ってから今の仕事を辞めることが大事です。
今の会社の上司には良く思われないかもしれませんが、あなた自身を守るために転職の事前準備を僕は強くおすすめします。
次の記事では、「リストラでその後の人生はどうなる?」というテーマで解説しています。
まとめ
今回は、「給料が安いのはなぜ?」サラリーマンの給与事情を徹底解説というテーマでご紹介してきました。
「給料が安い…」と思っているサラリーマンはたくさんいますが、その現状を抜け出すために実際に行動している人は少ないように思います。
あなたも、「何か行動してみることで現状が変わってくる」はずです。
行動には痛みも伴いますが、行動しないと今のままの自分でいるだけです。
ぜひ今回ご紹介したことを参考に、自分で出来ることから挑戦してみましょう!