こんにちは!営業一筋20年、営業マンお悩み解決ブロガーのタッピー(⇒プロフィールはこちら)です。
ドロドロした人間関係、足の引っ張り合いなど…、僕の勤めている地方の中小企業にだってある話なんです。
そして、何も考えず仕事だけに気を取られていると…、あなたも知らず知らずのうちに、派閥争いに巻き込まれてしまうかもしれません。
今回は、そんな職場内の派閥争いについて、僕の実体験も踏まえて、派閥に巻き込まれないためのポイントについてご紹介いたします。
目次
職場内の派閥争いとは?
あなたも、いつからか気付いてはいませんか?
「職場内の派閥争い」
会社内でのあなたのポジションが上がるに連れて、その派閥争いに巻き込まれる可能性がありますよね。
ドロドロとした人間関係、足の引っ張り合い、陰険な嫌がらせ…
ドラマや漫画であるような世界が、現実の世界でもあるわけなんです。
「3人集まれば派閥が生まれる」
という言葉があるように、人が集まるところには必ず派閥が生れます。
そして、職場内の水面下では陰険な争いが繰り広げられているのです。
また、あなた自身も何も考えずに仕事にだけ専念していると、知らず知らずの間に派閥争いに巻き込まれてしまうことになるかもしれません。
そうならないためにも、自分の立ち位置を常に考えておく必要があるのです。
社内政治にうんざり…
あなたも、「社内政治」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
社内政治とは、社内で自分が優位なポジションになるために立ち回ること。
職場内の派閥争いには社内政治が不可欠です。
どんなに自分が行いたい事業計画やプロジェクトがあったとしても、独りでは何も出来ませんよね。
やはり、自分と同じ志を持った同士が必要なのです。
そのために、
「あの人を味方に付ける」
「アイツは蹴落とす」
などの醜い人間関係が生れます。
そして、そんな社内政治にうんざりする人もいるわけです。
「お前は誰に付いて行くんだ?」
「この人に付いて行った方が早く上に行けるぞ!」
など、派閥に関与する人たちからのお誘いがあるわけです。
その度に僕は、
「そんなの興味ないし、うんざり…」
と思っていました。
しかし、会社員である限り、派閥争いや社内政治に対して、全く無関係という立場をとることが出来ないのも現状なのです。
次の記事では、社内で見かける窓際族について現場目線でご紹介しております。
サラリーマンを続けるなら社内政治も大事!
サラリーマンを続けるなら、社内政治は大事なことです。
自分のやりたいこと、実現したいことがある場合、自分一人でできることなんてたかが知れています。
やはり周囲からの協力が必要不可欠なのです。
そのために、普段から皆の信頼を得られるように立ち回り、影響力のある人と親しくしておく。これも立派な社内政治です。
しかし、こと派閥争いが絡むとなると、ドロドロとした人間模様が見られがちです。
自分たちが権力を得たいがために足を引っ張り合い、陰険な嫌がらせなどをして相手を除外しようとする。
「バカバカしい、そんなことどうでもいい…」
と思ってしまいそうですが…
次の記事では、突然のリストラでその後の人生がどうなるのか?今のうちに備えておくことって?などについてご紹介しております。
社内政治に参加しないと…
職場内での派閥争いにおける社内政治のターゲットは、すべての社員です。
特に、社内での役職が上がれば上がるほど、避けては通れないのが社内政治。
なぜなら派閥争いでは、純粋に自分の派閥の人間が増えれば増えるほど優位になるからです。
連中は、常に
「アイツは誰に付いているのか?」
と目を見張っています。
「自分はそんなの関係ないし…」
という態度は通用しないのです。
そんな態度をとっていると、何をきっかけに敵対勢力と判断されるか分かりません。
職場内で敵対勢力と判断されると、次のようなことがあなたの身に降りかかってくる可能性だってあるのです。
出世レースからの脱落
あなたが敵対勢力だと判断されると、出世レースから脱落する可能性があります。
出世は、自分の実力で上がって行くものと思われがちですが、そうでもないんです。
実力のない人間でも、上手いこと上がって行く人って社内にいませんか?
そういう人って、出世するために誰に付いて行けばいいのかが分かっていて、ある意味で社内政治が上手いと言えます。
あなたが、個人的に出世レースを脱落した気持ちがなくても、周りが出世して行くということは、そういうことを意味します。
僕も経験があります。
「なんでアイツが出世するんだろう…」
って不思議に思っていたのですが、今ならその理由が分かります。
チャンスが減る
また、自分は関係ないしという態度をとっていると、段々とどの派閥からも敵対視され、自分自身のチャンスを減らしてしまうことにつながります。
出世でも仕事でもそうですよね。
社内政治に参加しないということは、派閥にも属さないということなので、そこから生まれてくる様々なチャンスが減ることになります。
派閥のトップである上司に気に入られれば、自然とチャンスが回ってきます。
それこそ出世したり、大口の案件を任されたりとチャンスが増えるわけです。
また、派閥のトップにとって、自分の後輩が成果を出すことは、自分の評価にもつながりますよね。
次の記事では、新人営業マンが人間関係を築くための方法についてご紹介しております。
派閥争いに巻き込まれないための3つのポイントとは?
それでも、
「派閥争いや社内政治に巻き込まれたくない!」
「俺は、そんなのに振り回されない!」
という人はどうすれば良いのか?
結論からお話しすると、
「特定の派閥と仲良くするでもなく、かといって敵対もしない!」
そんな曖昧かつ安全な立ち位置を目指すのです。
しかし、その立ち位置は簡単には出来ません。
なぜなら、その職場の派閥の構図や、あなたを取り巻いている人間関係などによっても異なってくるからです。
そこで、今回はその立ち位置を目指すために、一般的に気を付けたい3つのポイントについてご紹介いたします。
①派閥争いの中心人物に近づかない
まず、第一に気を付けたいのが、派閥の中核をなす人に近づかないことです。
初めに起源となる人物が存在し、そこに人が集まることで派閥が形成されます。
このような派閥を形成する人は、必ず下記のような特徴があります。
・好き嫌いがハッキリしている
・常に仲間を近くに置く
・嫌いな人間は遠くに追いやる
・関係を持つ人間を束縛する
などが当てはまりますが、あなたの会社にもこんな人いませんか…。
こういうタイプの人は、自分が気に入った人間をとても可愛がる傾向があります。
気に入られた側は、ある意味上手く付き合うと出世するでしょうし、チャンスもたくさん得ることが出来ます。
しかし、常に束縛された状態となり、万一逆らうようなことがあると敵とみなされ、完全に外に追いやられます。
派閥争いに巻き込まれないためには、このようなタイプの人と距離を置くことが大切です。
まずは、あなたの周りに先程挙げた特徴に合致する人がいないか考えてみましょう。
もしも合致する人がいれば、その人の前では目立った言動はとらないように気をつけるべきです。
このタイプの人に一度目を付けられると、自分の仲間に取り入れようとグイグイきますので、そこから逃れるのは困難です。
目立たない存在として認識されるように、上手く立ち回りましょう。
②場当たり的な態度をとらない
よくやってしまいがちなのが、みんなに良い顔をすることです。
「お前はどっちに付くんだ?」
と聞かれて、その場しのぎで
「それはあなたの派閥ですよ!」
と場当たり的な態度をとってしまう…。
ゴルフや飲みの誘いも同じことが言えます。
一時的に良い関係を作るためには良い方法かもしれませんが、そのうち別の派閥の人にも良い顔をしていることがバレると後々大変です。
「アイツは信用出来ない!」
とみなされ、いつの間にか全方位が敵となってしまい、あなたの居場所もなくなってしまいます。
安易な態度や深入りは危険ですので、気を付けましょう。
③自分の意見を言わない
派閥争いに巻き込まれないための一番の得策は、決して自分の意見を言わないことです。
派閥のメンバーは相手をののしります。そして、あなたに同調を得ようとします。
「○○部長は、こんなこと言ってるんだって!お前はどう思う?」
そんな問いかけに対して、同調も否定もしないこと。
あなたは、人の良し悪しに対して、自分から何の意見も出してはいけません。
しかし、黙ってるわけにも行きませんよね。
そこで上手くかわすコツが必要となってきます。
「どうなんですかね…、僕もその辺りは詳しくないので…」
少し話題をずらし、曖昧な表現でごまかしてしまいましょう。
派閥争いに巻き込まれないためには、このことを肝に銘じて上手くかわして行くことが大事と言えます。
次の記事では、営業マンの行く末についてご紹介しております。
まとめ
今回は、職場内の派閥争いに巻き込まれないために気を付けるべき3つのポイントとは?というテーマでお話してきました。
僕自身、職場内の派閥争いを間近で見てきました。
最終的には、勝った方が会社の権力を握り、負けた方は遠方へ追いやられることとなります。
そんな世界を見て、うんざりしていたのが本音です。
あなたも、派閥争いに巻き込まれたくなければ、自分の立ち位置について考え、上手くかわす方法を見つけてみて下さい。
派閥に属するのは仕方ない。
そこで地位を得るか、独立するか?選ぶしかない。
権力争いは組織のガン。社員や顧客が迷惑する。
人材が減り、企業が弱体化し、株価も下がる。
派閥の長は権力に酔う。それは依存症。病気だ。
こんにちは!
コメント頂きありがとうございます。
たしかに社内の権力争いによって
社員や顧客には迷惑がかかりますよね…
当の本人たちも自分の地位を獲得・維持するのに必死なのでしょうが、
振り回される周りの人間は大変です。
その地位にまでのし上った人間にしかわからないこともあるのでしょうが、
僕はそうならないよう気を付けたいと思います。
ありがとうございます^^