こんにちは!営業一筋20年、営業マンお悩み解決ブロガーのタッピー(⇒プロフィールはこちら)です。
営業をし始めた新人のころ、幾度となく思い浮かべや思いとどまる…
「営業を辞めたい…」
という気持ち。営業マンなら誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。
僕も一度だけ、上司に「もう辞めます…」と宣言したことがあります。
しかしそんな僕も、15年以上にわたり営業一筋で続けることができ、今では自動車販売で年間1億8,000万円の売上を個人で3年連続達成することにも成功しています。
「なぜ、営業を続けて来れたのか?」
今回は、営業を辞めたいと思い始めた人に向けて、その理由と辞めずに営業を続けるための方法についてご紹介しております。
目次
営業を辞めたい理由のベスト3とは?
そもそもなぜ、「営業を辞めたい」と思い始めるのでしょうか?
その理由の多くに、次の3つが挙げられると思います。
①営業ノルマに耐えられない
②人間関係が嫌になった
③環境によるもの
僕もこれまでに、営業を辞めた人を多く見てきましたが、そのほとんどがこの3つの理由のどれかに当てはまります。
逆に考えると、「この3つの理由を克服することで営業を続けることができる」のです。
①営業ノルマに耐えられない
営業の仕事をしていて辞めたくなる一番の理由が「成果が上がらない」ことです。
「努力して頑張っているのに結果が伴わない。」
個人の営業ノルマを達成できず、上司からは毎日のように怒鳴られ、社内でも居場所がなくなる…。
努力が報われることがなければ、営業ノルマの重圧ばかりが精神的ストレスとなります。
そんな状況が長く続くと、いつしかノルマに耐えられず「もう営業を辞めたい…」となるわけです。
ちなみに次の記事では、ディーラー営業マンのノルマについて本音でご紹介しています。ノルマに悩んでいる人は、こちらの記事もご覧になってみて下さい。
②人間関係が嫌になった
また、営業という仕事がら、人と接することが多く、そこから発生する「人間関係が嫌になって」辞めていく人も多くいます。
・お客様との人間関係
・上司や同僚との人間関係
お客様からのクレームに悩まされたり、上司や同僚とそりが合わず、営業の世界を去って行くわけですね。
より良い人間関係の築き方については、下記の記事で詳しく解説しています。
③環境によるもの
最後に、新人のころは配属された「環境」も大きく作用します。
✔能力のない上司の元で働く
✔全くお客様を譲ってもらえない
✔売れる市場が少ない
特に、能力のない上司の元に配属されると大変です。
上司も、営業経験はありますが、管理職に向いているかは別問題。
部下を育てる能力のない上司の元で、いつまでも雑用ばかりさせられていたのでは育つものも育ちません。
先ほどの人間関係もそうですが、配属されたタイミング、教育環境、市場規模など悪い環境の中で仕事を続けることで、結果として成果が出ず、営業を辞めたくなることがあります。
営業を辞めた結果どうなるの?
僕は、これまで20年以上の営業経験の中で、営業を辞めて違う職種に転職した人を数多く見てきました。
その人たちがその後どうなったのか?大きくは次の3つに分けられます。
・安定した公務員になる
・ノルマのない工場勤務をする
・職を転々とする
・安定した公務員になる
まず最初に営業を辞めた人が考えるのが、「安定した仕事」です。
営業は、毎月のノルマの達成率次第で、気持ちが浮き沈みしがちです。
それが嫌で辞めた多くの人は、安定した仕事である公務員を目指します。
実際に僕の同僚も営業を辞めて、その後猛勉強のすえ公務員になった人もいます。
しかし、一から勉強し直して公務員試験に受かるのは並大抵の努力ではありません。
・ノルマのない工場勤務をする
営業を辞めたあと、とりあえず次の職に就きたい人は工場勤務などを選択します。
なぜなら、「ノルマがないから。」
始業時刻から終業時刻まで、同じ作業を繰り返すだけの単純作業。
一見いい様にも見えますが、仕事への充実感は少なく、確実に今の待遇よりは悪くなる傾向があります。
・職を転々とする
最後に、営業を辞めた人の一部の人は、「職を転々とする」ようになります。
「営業を辞めて転職したが、自分が思っていたのと違った…」
転職した人の多くが、このように感じるみたいです。
営業を辞めて転職することにより、今より楽になると考えがちですが、楽な仕事など早々あり得ません。
ほとんどの人が、その理想と現実のギャップで再び思い悩み、また仕事を辞めることとなり、職を転々とし最終的に定職につけなくなるのです。
次の記事では、「突然のリストラでその後の人生はどうなる?」というテーマでご紹介しています。こちらの記事も、ぜひご覧になってみて下さい。
営業を続けるために必要な要素とは?
では、営業を続けるためにはどうすれば良いのでしょうか?
営業職だけでなく、良い仕事をする上で大切な要素に次の2つが挙げられます。
・健康な身体
・健全な精神
このどちらか一つでも欠けていると、良い仕事は出来ません。
これから、それぞれ意識したいポイントについてご紹介いたします。
健康な身体
良い仕事をする上で、「健康な身体」でいることはとても大切なことです。
若い頃は気にもしないでしょうが、年齢と共に身体に不調が現れたりします。
どうしても営業マンは、帰宅時間が遅かったり、お客様の時間に合わせるため、食事が不規則になりがちです。
そんな不摂生な生活を続けていると、体重は見る見るうちに増えて行き、中年太りや痛風などの病気を発症したりします。
健康を害してしまうと、営業どころか仕事自体を続けることができません。
また、「見た目が大事」な営業マンにとっても、悪影響を及ぼしてしまいます。
健康な身体を維持し続けるためにも、規則正しい生活を心掛け、運動をするなど健康を意識した行動を続けることが大事です。
僕も実際、健康を心掛けて行動していることがいくつかあります。
✔夜は炭水化物や揚げ物を取らない
✔休日でも朝は同じ時間に起きる
✔毎週ランニングや筋トレをする
あなたも営業を続ける上で大切な健康な身体を意識して、今日から行動してみることをおすすめします。
健全な精神
次に、営業を辞めたい理由の「営業ノルマ」「人間関係」などにより、営業マンはストレスを感じ、次第に精神的に不安定になり辞めてくパターンが多いです。
ですので、ストレスを溜めずに「健全な精神」であり続ける必要があります。
しかし、これはあなたの考え方次第で改善されるものです。
「営業ノルマ」に関して言えば、ノルマを達成した時の達成感や充実感があるから、数字に追われても頑張ることができます。
マイナスに考えるかプラスに捉えるかによって、大きく変わって来るのです。
お客様や上司との「人間関係」についても、あなたのコミュニケーション能力を鍛えたり、問題解決能力を身につけることで、うまく付き合って行くことができるのです。
あなた自身が、ストレスを溜めないための「ビジネスマインドを身につける」ことが大事であると言えます。
ビジネスマインドを身につけよう!
では、営業マンがビジネスマインドを身につけるために何をすれば良いのでしょうか?
僕が、現役営業マンにおすすめしている方法が、「音声学習」です。
ビジネスマインドを身につけるためには、その思考を持つ人の音声を何度もリピートすることで、その人と同じ思考の流れが身につきます。
営業マンには、通勤や移動時間にスマホに入れた音声をイヤフォンで聞き流す音声学習が一番効果的です。
僕もこの方法を取り入れビジネスマインドを身につけた結果、今では自動車販売で年間1億8,000万円の売上を個人で3年連続達成することに成功しています。
音声学習の詳しい内容については、下記の記事でご紹介していますので、ぜひチェックしてみて下さい。
まとめ
今回は、営業を辞めたいと思い始める3つの理由とは?というテーマで、営業を続けるための方法についてもご紹介してみました。
営業を続けるためには、ビジネスマインドを身につけることが非常に大事です。
ビジネスマインドを身につけていないために、営業を辞めたくなると言っても過言ではありません。
ぜひあなたも、今回ご紹介した音声学習を取り入れて、今以上にステップアップした営業マンとしての成功を目指して頑張ってみて下さい。