こんにちは!営業一筋20年、営業マンお悩み解決ブロガーのタッピー(⇒プロフィールはこちら)です。
営業マンになって間もない新人の頃って、自分が行っている営業マナーが本当に正しいのかどうなのか不安になることがあります。
営業マンのビジネスマナーには、
「身だしなみ」「言葉遣い」「接客応対」「電話応対」
など、さまざまなマナーが求められます。
これらを教えてくれる研修やノウハウ本はありますが、「そのほとんどがマニュアル通りで現場目線でないものが多い」と僕は感じます。
今回は、営業マナーの基本知識ということで、営業の世界で15年以上にわたり現場を見てきた僕が、新人営業マンに必ず身につけて欲しい営業マナーについてカテゴリーごとに解説いたします。
ぜひ記事を最後まで読んで、自分自身の営業マナーを見直してみましょう。
目次
営業マンが必ず身につけるべき5つの営業マナーとは?
僕は、自動車ディーラーの営業マンとして今の会社に就職して、すぐ社内の研修センターで1ヶ月ほど営業マンとしてのビジネスマナーを学びました。
身だしなみや言葉遣い、ショールームでの接客応対、電話応対や訪問先での営業マナーなど多岐にわたります。
そして研修を終えて、いざ店舗へ配属。
「よ~し、バリバリ頑張るぞ!」
と、進んでお客様対応をしましたが・・・
研修で習ったことと現場で必要な対応とのギャップに戸惑うこととなったのです。
マニュアル通りには対応できるのですが、その先の応用が出来なかったのですね…。
今思えば当たり前のことですが、実際の営業の現場ではイレギュラーなことが多々起こります。
また、お客様もさまざまでマニュアル通りには答えてくれません。
やはり、基本の営業マナーを学んだ上で、実践のビジネスマナーは現場で経験して学んでいくしかないのです。
今回、営業マナーについてのまとめ記事を書こうと思ったきっかけは、僕の店舗に数年ぶりに新人が配属されたからです。
初々しい新人と一緒に仕事をしていると、
「自分も15年前は、こんなだったのかな…」
と懐かしく思え、それと共にその頃自分が思い悩んでいたビジネスマナーについて思い出したのです。
自分がこれまで失敗して学んだビジネスマナーを、当ブログを読んでいる人にもご紹介しようとこの記事を書きました。
新人営業マンに必ず身につけて欲しい5つの営業マナーについて、カテゴリーごとに解説しています。
ぜひ自分に足りていないビジネスマナーについて、記事を何度も読み直して習得してみて下さい。
ちなみに、僕の詳しいプロフィールについては下記の記事でご紹介しています。こちらもご覧になって頂けると嬉しいです。
①まずは「身だしなみ」を整える
営業マンにとって、「身だしなみ」を整えることは基本中の基本です。
お客様に好印象を与えるためには、必須のビジネススキルとも言えます。
きちんとした気持ちの良い身だしなみは、清潔さや誠実さ、あなたの仕事に取り組む姿勢や品格にもつながるのです。
人は、「初対面で会った人の9割を見た目で判断している」と言われます。
ですので、あなたがお客様に好印象を持ってもらえるかどうかは、最初にお会いした時の身だしなみによると言っても過言ではありません。
好感度アップの身だしなみについては、下記の記事で詳しくご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてあなたの好感度アップに努めてみて下さい。
営業マンの正しい姿勢については、こちらで解説しています。
また、デキる営業マンが必ずと言って良いほど行っているのが、「革靴の手入れ」です。
ちなみに僕は、デパートなどで買い物をする時、必ず対応してくれた営業マンの革靴をチェックします。
革靴がきちんと手入れされてるかどうかで、その営業マンの品格が分かります。
意外にもお客様は、営業マンの足元を見ていますので、手入れを怠らないようにしましょう。
革靴の手入れについては、こちらの記事で解説しています。
もうひとつ、営業マンが気を付けたいのが「におい」です。
汗のにおい、口臭、加齢臭、足のにおい…
営業マンにふっとすれ違ったとき、
「くさっ!」
と、お客様に思われた瞬間、それまでの盛り上がった気持ちは一気に冷めてしまいます。
特に、「女性のお客様はにおいに敏感な方が多い」ので、常日頃から気を付けましょう。
営業マンのにおいについては、次の記事で解説しています。
②身だしなみの次は「挨拶」を学ぼう
「挨拶」は、社会人にとって基本的なビジネスマナーですが、
「こんなケースの場合、何て挨拶すればいいんだろう…」
なんて状況が、現場では多々ありますよね。
実際の現場では、さまざまなシチュエーションがあり、状況によって挨拶の仕方も変わってきます。
「お辞儀」「名刺交換」「言葉遣い」
きちんとした挨拶ができる人は、お客様から信頼され好感を持たれます。
そんな営業マンの挨拶のポイントについて詳しい記事を書いていますので、ぜひ記事を読んでどんな状況でも対応できる挨拶を身に付けてみましょう!
③現場の「接客応対」を磨く
新人営業マンがまずぶつかる壁と言えば、
「お客様と会話が続かない…」
ではないでしょうか。
実際僕も、自分から喋る方ではなかったので、新人の頃はお客様と会話をする中で沈黙の時間が流れたものです。
また、店舗でのお客様アンケートで多いのが、
「担当営業マン以外の人(サービススタッフなど)は雑談がヘタ!」
というのがよく書かれたりします。
サービススタッフも、自動車のことは答えられてもお客様との雑談が出来ないのです。
お客様は、自動車のメンテナンスは当たり前で、「来店した際の担当スタッフとの会話を楽しみにご来店されている」ことを忘れてはいけません。
ですので、接客業に携わっている人は、どんなお客様とでも会話ができる「雑談力」が必要となってきます。
そんな雑談力ですが、あるコツを掴むことで身につけることができます。
話の引き出しを増やすコツについては、次の記事で解説しています。
④「電話応対」にも慣れよう
僕が新人の頃、特に苦手だったのが「電話応対」です。
上司からひどく指摘を受け、それがトラウマでしばらくの間電話に出るのが怖い時期がありました。
電話応対もマニュアル通りには行きません。
お客様は、突然突拍子もないことを電話で問い合わせされたりします。
そんなとき感じ良く電話応対が出来るかどうかで、「あなただけでなく会社の印象が決まる」と言っても過言ではありません。
ぜひ次の記事を参考にして、苦手な電話応対を克服してみて下さい。
⑤最後は「ビジネススキル」を学ぼう!
最後に、営業マナーを身につけた後さらにビジネスマンとしての能力を高めたい人は「ビジネススキルを学ぶ」ことをおすすめします。
ちなみに、あなたはこれまでにビジネススキルを真剣に学んだ経験はありますか?
たぶん、ほとんどの営業マンがビジネススキルやビジネスマインドを学んだ経験がなく、なんとなく我流で営業マンをやっているはずです。
しかし、このビジネススキルを真剣に学ぶことで、あなたの営業マン生活は激変します。
実際僕も、ビジネススキルを学んだ結果、自動車販売で1億8,000万円の売上を個人で3年連続達成することにも成功しています。
ビジネススキルと言っても多岐にわたりますが、例えば営業マンに身に付いてもらいたいスキルが「問題を解決する能力」です。
営業マンという仕事は、問題解決の連続です。
日々、さまざまな問題が発生します。その最前線でお客様対応して問題を解決して行くことが営業マンの仕事と言えます。
営業マンを辞めていく人の多くが、この問題解決能力を身に付けることなく、小っちゃい自分の殻の中だけで問題を解決しようとして失敗や挫折をするわけです。
営業マンを長く続けるのであれば、この問題解決能力を身に付けることが最優先です。
その他にも、営業マンに身に付けて欲しい考えとして、
「論理思考」「逆算思考」「エッセンシャル思考」
などが挙げられます。
これらの思考は、営業マンを長く続けていく(=営業マンとして成功する)ためには必要不可欠な思考です。
では、ビジネススキルやこれらの思考を、どのようにして学べば良いのでしょうか?
本を読んで学ぶのも一つの手ですが、僕が営業マンにおすすめしている効率の良い方法が「音声学習」です。
ビジネスセミナーや思考法が身に付く音声をアイフォンなどに取り込み、通勤時間や空き時間にイヤフォンで聞き流すのです。
音声を聞き流すことで、その思考が脳にインプットされます。
僕は、今でもこの方法でビジネススキルを磨いています。
音声学習の詳しい内容やおすすめビジネスセミナーについては、次の記事で解説していますのでじっくりとご覧になってみて下さい。
まとめ
今回は、営業マナーの基本を徹底解説!押さえておきたい5つのチェックポイント【初心者必見】というテーマで解説してきました。
営業マナーと一言で言っても奥は深いですし、営業の職種によっても多岐にわたります。
ぜひ今回ご紹介したチェックポイントを基本として、あなたのスキルアップにお役立てください。