こんにちは!ディーラー勤務15年以上、営業マンお悩み解決ブロガーのタッピー(⇒プロフィールはこちら)です。
営業マンをして、よく思うことがあります。
「この会議、無駄じゃない…?」
あなたも一度はそんな風に思ったことはありませんか?
・何かと多い会議
・偉い人だけ喋っているワンマン会議
・ダラダラと続く会議
など、「この会議なくてもいいんじゃないか?」と思うような会議に、毎月振り回されています…。
今回は、そんな営業マンにとって無駄だなと思う会議を、成果につながる会議にする方法と会議に参加するにあたっての大事な思考法についてご紹介しております。
日頃、会議に参加することに疑問を感じている人は、是非この記事を読んで会議の在り方について考えてみましょう。
目次
無駄な会議が多い営業マンたち…
あなたも、毎月毎月何かとつけて会議があり、うんざりしていませんか?
僕の会社でも、月に何度も会議があります。
片道2時間かけて本社に集合する店長会議やマネージャー会議、その他にも経営会議やサービス会議など…。
また店舗ごとの会議は、週ごとの進捗状況を話し合う会議、日々の活動報告をする会議など毎日何かしらの会議があり、その会議に何時間も費やしています。
会議を行って、成果につながれば良いのですが、そのほとんどが仕事のやる気を失う会議ばかり…。
「何で先月は目標を達成出来なかったのかっ!」
「なぜこの部下に売らせないのかっ!」
「今後市場は縮小していくばかりだぞっ!」
などなど、出来ていないところ、ダメなところを徹底的に叱責する会議ばかりで、出席するのも嫌になります。
こんな会議ばかりを続けていて何か成果につながる、社員のやる気が出ることがあるのでしょうか…。
次の記事では、新人営業マン向けに「営業マン成功の7ステップ」というテーマで、営業で成功する要素を順序良くご紹介しております。ぜひこちらもご覧になってみて下さい。
無駄な会議でありがちなこととは?
僕自身は、これまでに転職の経験がないので、自分の会社以外の会議はほとんど出席した経験がありません。
ただ、お客様や出入り業者さんに聴く話では、どこの会社も似たり寄ったりのようです…。
無駄だなと感じる会議で、ありがちなこととは次のようなことが挙げられます。
一部の人間だけが盛り上がる会議
20人ぐらいが会議に参加しているにもかかわらず、なぜか1対1の話で時間がどんどんと過ぎていく…。
特に、ワンマン社長が仕切っている会議に多いですよね。
自分の好き嫌いで会議の進行が進むので、好きな人には発言させ、嫌いな人には発言すらさせない。
自分の都合の良い方に話を持っていくなど、こんな会議に参加する必要があるのかと疑問に思ってしまうようなことがあります。
一部の人間だけが盛り上がって、その他の人は傍観者でいる会議に参加しても時間の無駄でしかありません。
この会議、全員参加の意味あるの?
「そもそも、この会議に全員参加する意味あるの?」
と、思うことも多々あります。
全部門のメンバーが集まっての会議。自分の業務とは直接関係がないのに、何時間も会議で拘束される…。
参加者全員に、情報の共有と一体感を持たせるなどの意味合いで集めているのだと思いますが、現場で働いている人はそんな自分に関係のないことにまで参加するほど暇じゃない。
全員を集めなくても、関係者だけにしてもらいたいと思う時があります。
会議のために作られたどうでもいい資料
また、先程のワンマン社長の話にもつながりますが、会議の進行のために作られた資料があります。
良い所はピックアップせず、悪い所ばかり強調している資料。
資料を見ていても「はいはい、ここを改善すれば良いんでしょ!」と言われなくても分かるように、意図的にマーカーでチェックしてたりします。
怒られるために、何時間もかけて会議に出席しているのが、バカバカしくなる時がありますよね。
ちなみに次の記事では、「営業を辞めたい…」と思い始めた人に向けて、辞めずに営業を続けるための方法についてご紹介しております。こちらもぜひご覧になってみて下さい。
成果につながる会議とは?
では、成果につながる会議とはどういった会議なのか…。
一方的に、トップダウン型のワンマン会議もスピード感があり、先見性のある経営者の場合は良いかもしれませんが、それについて行く社員たちは疲弊しますし、判断を間違うと会社の存続にも関わります。
やはり、ボトムアップ型で現場の意見を汲み取り、社員自らが考え行動した方が、社員の仕事に対する責任やモチベーションにもつながると僕は考えます。
今回は、そんなボトムアップ型の会議を行うための方法をご紹介いたします。
多くの場合、次の4つの目的を達成することで成果につながると考えられます。
①現状の情報を共有する
②議題に対しアイディアを出し合う
③成果につながる案を検討する
④結論を出す
これらを行うことで、成果を出すための具体的な方法が決まると思います。
それぞれ見て行きましょう。
①現状の情報を共有する
現状の情報を共有することは、言うまでもありません。
「現状は○○件で、目標を達成するためにはあと○○件で達成する」
など、具体的な数字を参加者みんなが把握することが大切です。
ここで大事なことは、参加者みんなを巻き込むことがその後の成果につながります。1対1で話をしていたのでは、その他の参加者はおもしろくありません。
自分も必要とされていると感じることで、やる気につながります。
「皆を巻き込む!」
会議を進行する人は、その辺りの気遣いが必要と言えます。
②議題に対しアイディアを出し合う
また議題に対し、参加者全員でアイディアを出し合うことで、多面的な視点で考察でき、1人では考えつかないアイディアが生れる可能性があります。
「競合他社に合わせて、うちも値下げしよう!」
「比較広告を打って、うちの商品のメリットを訴求しよう!」
など、さまざまなアイディアが出ると、その中から成果につながる案が生れる可能性があります。
③成果につながる案を検討する
次にアイディアが出たところで、成果につながる案を検討する必要があります。これはアイディアに対し、自分の主張を述べ合うものです。
成果につながる案はどれなのか?お互いの考えを聞き、その中からより現実的で結果につながるものを検討する必要があります。
その時にはさまざまな都合によって、出たアイディアの一部は採用されないことだってあります。
ここを間違えると、その後の成果に大きく関わってきます。
④結論を出す
議題を検討して最終的に結論を出す必要があります。会議の参加者全員が、何らかの形で上記のプロセスに加わり、結論を出します。
会社の会議であれば、特定の意思決定者(社長など)の承認をとる手続きが必要な場合もあります。
しかしこの会議での結論は、社員が考え自ら意思決定したものですから、成果につながる可能性が高く、実行してみる必要があると言えるでしょう。
意思決定者には、その辺りを冷静に判断して頂きたいものです。
次の記事では、副業に興味のある人に向けて、「営業マンにイチ押しの副業はこれっ!」というテーマでご紹介しております。ぜひご覧になってみて下さい。
会議に参加するにあたって大事な思考法とは?
また会議に参加するにあたって、あなた自身のビジネススキルを磨いておくことは、とても重要です。
ビジネスマンにとって、特に大事な思考とは『論理思考・逆算思考・仮説思考』の3つです。
論理思考を学び、相手に分かりやすく説明しよう
会議を進行する人も、会議に参加して発言する人も、誰にでも伝わる表現方法が必要とされます。
難しい言葉を一方的に話されても、聞いている方は意味が分かりません。
会議に参加する上で、聞いている人が分かりやすい内容で説明するためには『論理思考』を身に付ければ良いのです。
論理的に話すことで、聞いている人はあなたの説明がすっーと頭に入り、会議の進行もスムーズに進みます。
逆に、論理思考がない人が説明すると、話があっち行きこっち行きして、聞いている方も内容を掴めず、会議も思うように進みません。
逆算思考を学び成果につながる結論を導き出す
『逆算思考』とは、ゴールから逆算してやるべきことを実行していく考え方のことです。
この思考は、成果につながる会議を行うために、とても必要な考え方と言えます。
ゴールを見定めて、そこにたどり着くためには、どんなものが必要なのか、論理的で具体的な数値を導き出すことで、成果につながります。
仮説思考を使ってビジネスを分析&改善していく
最後に必要な思考は『仮説思考』です。
仮説思考とは、仮説を立てて実行し、その結果を分析して改善していく考え方のことです。
この仮説思考は、ビジネスをする上で必ず身に付けておかなければならない考え方です。
会議の中で、仮説を立てて決まった結論を実行してみる。しかし、一度で上手くいくことなんて早々ありませんよね。
そこで出た結果を、分析して改善して行く。このサイクルを繰り返すことによって、必ず成果につながります。
ビジネスセミナーを視聴してみよう!
ビジネスに必須これらの思考を身に付けるためには、ビジネスセミナーを視聴することがとても効果的です。
しかし、ビジネスセミナーを視聴しに、何度も通っているような時間はありませんよね。
では、どうすればこれらの思考を身に付けることができるのか?
僕が一番おすすめしているのは『ビジネスセミナーを音声学習する』ことです。
ビジネスセミナーの音声を何度もリピートすることで、あなたもスムーズに思考の流れを脳にインストールすることが出来ます。
音声なら通勤時間や移動時間、ちょっとした休憩時間などにイヤホンを耳に突っ込んで、学ぶことが可能です。
実際、僕もこの方法を取り入れ真剣に音声学習した結果、自動車販売で1億8,000万円の売上を個人で3年連続達成することに成功しています。
デキる営業マンの多くは、この音声学習が効果があることを知り、さまざまな音声を聴き流して、その思考の流れを通勤時間や移動時間にインプットしているんです。
音声学習の詳しい内容やおすすめのビジネスセミナーについては、下記の記事で詳しくご紹介しておりますので、こちらをチェックしてみて下さい。
まとめ
今回は、「営業にこの無駄な会議が必要か?」成果につながる会議の在り方と参加するにあたって大事な思考法とは?というテーマでお話してきました。
「なんかこの会議無駄だよな…」と思っている人は多いと思います。
会議の進行側も、成果につながる会議を行いたいはずですし、参加する側もその時間を価値ある時間にしたいですよね。
これまで、何となく行っていた会議を見直し、有意義な会議に改善してみましょう。