こんにちは!ディーラー勤務15年以上、営業マンお悩み解決ブロガーのタッピー(⇒プロフィールはこちら)です。
先日、中村文昭さんという方の講演会をふとした出会いで聞く機会がありました。
いままで中村文昭さんについて全く知らなかったのですが、その話を聞き始めてすぐに中村さんの人を惹きつける何かを感じました。
2時間ぐらいのお話でしたがあっという間に終わり、
大げさかもしれませんが「人生が変わるきっかけ」を作ってくれて、
ビビビッと私のやる気スイッチを入れられたようなとても感銘を受けたお話でした。
今回は、そんな中村文昭さんの講演会で学んだことをご紹介いたします。
中村文昭さんの略歴
中村文昭さんは、18歳の時家出同然で兄の所へ単身上京、
母親から送ってもらった自転車で防衛庁へ突っ込み、
その後職務質問を受けて、その時に対応してくれたお巡りさんが東京での友人第一号。
そのお巡りさんに弟のように可愛がられ、食事や仕事の世話をしてもらう。
ある日、そのお巡りさんに連れて行ってもらった焼き鳥屋さんで、人生の岐路に大きな影響を与える人物に出会う。
焼き鳥屋さんで出会った男性は、大きな事業構想を持ち、
そのロマンに惹かれ、その場で弟子入りを決意。
彼の商売である野菜やくだものの行商を手伝うこととなる。
そこでの生活は、将来の基盤をつくるために毎日300円の生活が続く。
農家のおばちゃんにかわいがられ産直方式をヒットさせる。
19歳の時に行商で得た資金を元に六本木に飲食店を開店。
様々な方法でお客様を満足させる。
その後経営は右肩上がりになり5店舗まで拡大する。
21歳の時、三重県に戻り伊勢市で10席の飲食店「クロフネ」をオープン。
三重NO.1のお客様に喜ばれる店づくりを目標として大繁盛させる。
26歳の時、リビングカフェ「クロフネ」をオープン。
若者が本当に楽しく、皆に祝福されるようなレストラン・ウェディングを始め、
演出を手がける。
現在、LIVING CAFE Kurofuneにて年間50組の手づくり結婚式を行い、
伊勢でダントツの人気NO.1のお店となる。
今では自分の経験を活かした講演活動・人材育成にも力を入れ、全国を飛び回っている。
講演会を行う一方で離農が進んだ北海道の農地を借りて、
都会でひきこもり・ニートと呼ばれる若者たちと一緒に農業を行っている。
講演会で何度も問いかける”何のために…”
中村文昭さんが師匠との出会いを通して、
何度も何度も繰り返してきたこの”何のために…”という問いかけ。
「人生は何をやるかではなく、何のためにやるのかが大事なんだ!」
と中村さんが師匠から教わったもっとも大切なことの一つです。
何のために自分は先生になったのだろう…
何のために自分は日々料理を作っているのだろう…
何のために引きこもりといわれる子達と関わるのだろう…
何のために日本の良さを世界に発信していくのだろう…
何のために会社を経営しているのだろう…
人それぞれ”何のために”があります。
あなたは何のために仕事をしていますか…。
あなたは何のために人生を生きて行きますか…。
そんな問いかけを中村さんが講演の中で何度も何度もしてくれて、
僕自身何のために仕事をしているのか自分自身に問いかけ、
いろいろと気付かされたことがありました。
「お金を稼ぐため…」
「家族のため…」
「自分のため…」
何のためにかと考えると色々と出ては来るものですが、
どれも浅はかなものです。
さらにさらに掘り下げて、
自分の心にすーっと落ちる”何のために…”が見つかると、
それに向けて今自分は何をしなければならないのかが見つかります。
その”何のために…”という夢に向かう時、
他人との比較も気にならなくなるのです。
そんなことを中村さんは教えてくれた気がします。
”頼まれごとは試されごと”
もう一つ、中村文昭さんの講演会で何度も繰り返し出てくるキーワードに
「頼まれごとは試されごと」という言葉があります。
中村さん自身、師匠から何度も頼まれごとをされ、
そのたびに師匠から「頼んだ人の予測を上回れ!」と教わりました。
そうすることで、頼んだ人の心に強く印象が残り、
いつしかその人にしか出来ない仕事となるというのです。
中村さんも若い頃、「ジュースを買いに行って。」と頼まれると、
全力で走って、汗だくで、息を「ハアッ~、ハアッ~、」
言わせながら買いに行っていたそうです。
そうすることで、先輩や上司から
「そんなに走って買ってきてくれたんか!ありがとな。」と評価され、
その後も可愛がられたそうです。
人は頼まれごとをされると、「なんで僕が…。」とか
「今忙しいのに…。」とか自分の都合を先に考えがちですが、
「また自分が試されている。この人の予測を上回って見せますよ~!」
と前向きにとらえることで、道は開けるのだとこのことから学び
共感することが出来ました。
”0.2秒の返事”
中村さんは、師匠に弟子入りした際「頼まれたら0.2秒で返事をしろ!」と言われ、
なかなかそれが実践できずに怒鳴られまくったそうです。
人は何か頼まれごとをすると、まず自分への損得で行動してしまいます。
「この頼まれごとをすることで、自分に何のメリットがあるのか」
「どれくらいの労力や時間を費やすのか」
「それをすることで、どんな対価が自分にあるのか」
などなど…
しかしそんなことを考えていると、
損得でしか物事を考えられなくなりますし、
何と言ってもそれでは相手の心を掴むことなど出来ません。
そこで頼まれごとの内容を吟味して返事するのではなく、
「あなたの頼まれごとなら、喜んで受けるよ!」
といった気持ちを相手に伝えるために”0.2秒で返事”をするのです。
0.2秒で返事をするので、
相手の頼まれごとの内容なんて聞いて吟味する余裕はないですし、
ほぼ内容を理解する前に返事してますよね…。
そうすることで相手の方は
「自分の頼みごとを内容も聞かずに受け入れてくれるなんていいやつだ!」
と心を鷲摑みです。
そうやって、中村さんは色々な方の心を掴み、
良い人脈を作って成功を収めていったのです。
まとめ
今回、中村文昭さんの講演会を聞いて僕はかなりの感銘を受けて、
その後も講演会の音声をアイフォンで聞き続けています。
中村さんのように成れるかは分かりませんが、
成功者の考え方ややり方を学び,
自分自身にも落とし込んでみることは大切だと思います。
興味のある方は、是非一度中村文昭さんの話を聞いてみて欲しいと思います。
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