こんにちは!営業一筋20年以上、営業マンお悩み解決ブロガーのタッピー(⇒プロフィールはこちら)です。
新人営業マンの悩みで多いのが「同期との比較」です。
会社の組織は、上下関係で成り立っているわけですが、同期入社はある意味対等で特別な存在ですよね。
僕も、新入社員の時は同期がたくさんいて、一緒に仕事をする中で色々と助けられましたし、いまでも大切な存在です。
しかし、仕事に対する同期との比較は、新入社員の時から始まりました。
「同期の〇〇君は、すでに〇〇台受注している!」
「君は大丈夫なの…?」
こんな感じで、上司からチクチク言われると、なんかやる気が起きなくなるものです…。
今回は、そんな同期入社との比較にどう向き合えば良いのか、あなたに身につけて欲しいビジネスマインドについてもご紹介いたします。
是非最後まで記事を読んで、同期との比較に負けず頑張って下さいね!
目次
仕事で同期と比較されても気にしないこと!
新入社員の頃は、同期入社がいれば必ずと言っていい程比較されます。
上司から同期と比較され、あれこれ小言を言われる…。
その度に、
「自分の方が劣っている…」
「努力が足りていない…」
など、マイナスなことばかり考えがちですよね…。
実際僕も、新入社員の頃は同期と比較されていました…。
ある店舗に配属された同期は、たまたま退職する先輩との入れ替わりだったので、その先輩のお客様を全て引き継いだんです。
ですので、入社数か月で新車を売り始め、上司からもチヤホヤされていました。
当たり前ですよね。。。
何もしなくても、管理客の中から話が出てくるわけですから…。
その頃僕はと言うと、見知らぬ土地でお客様を引き継ぐこともなく、0から飛び込み訪問に明け暮れていました…。
「ピンポーン、ピンポーン…」
当然ですが、飛び込み訪問を始めて、すぐには結果は出ません…。
営業は、多かれ少なかれお客様の数に比例するので、お客様を多く持っている方が結果も早く出て、成績は上がって行きます。
そんな、最初の土俵が違う状況で、同期と比較されていました。
分かっていても、数字でしか評価されないのが営業という仕事なので、やはり売っている同期が評価されます。
そんな日々が数年続いていましたが、ある時その同期は会社を辞めました…。
連絡して辞めた理由を聞いてみると…
「最初にいい思いをしたので、売れなくなってからのギャップに耐えられなくなった」
のだそうです…。
売れなくなってから、上司からの言動も日に日にキツくなっていったそうです。
また、楽して売って来たので、
「売れない時どのように行動すれば良いのか分からず、負のスパイラルに入っていった」
のだとか…。
その頃僕はと言えば、飛び込み訪問からの受注も出てきて、最終的に同期トップで役職に就くことになりました。
やはり、短いスパンだと勝った負けたあるかもしれませんが、長いスパンで見ると努力した人間が勝ちます。
あなたが、地道に努力を重ねていれば、必ず結果はついてきます!
ちなみに次の記事では、「営業を辞めたい…」と思い始めた人に向けて、辞めずに営業を続ける方法についてご紹介しております。ぜひこちらの記事もご覧になってみて下さい。
営業マンとしての成長の仕方は人それぞれ…
また、人はそれぞれ見た目も性格も育ってきた環境も違います。
そんな誰一人同じでない人間が集まって、同じ目的に向かって努力しているのが会社という場所です。
ですので、得手不得手はもちろんありますし、成長の仕方もそれぞれ異なります。
「ウサギとカメ」で言うと、同期は飲み込みの早いウサギで、あなたは地道に努力して最終的に勝つカメかもしれません。
営業マン生活は長期戦です!
一時的に活躍して目立つ人もいますが、そんな人でも壁にぶつかり挫折して辞めていくのを、僕はこれまで何人も見てきました。
一方で、最初は目立たない存在だった人が努力を続け、ある時を境に成績が飛躍的に伸びて行った人もたくさんいます。
ですので、成長の仕方は人それぞれ…。
あなた自身がどれだけ努力し頑張ったか、じっくり仕事に取り組めているのかが大事です。
次の記事では、新人営業マンに向けて「営業マン成功の7ステップ」というテーマで、新人の時に身につけて欲しい要素を順序良くご紹介しております。
同期との比較は気にせず、あなたらしい持ち味を出す
同期は縁あって、同じ会社に同じ時期に入社した友です。
そんな存在は、今後現れません。
ですので、同期の存在はとても大事です。
僕も、同期の人間にはいろいろと助けられました。
同期は、あなたの仕事の悩みを身近に共感してくれる存在なので大切にしましょう。
そんな中で先ほどもお伝えした通り、同期とはありとあらゆることが違っています。
元々営業力のある人もあれば、
「コミュニケーション能力が優れている人」
「コツコツと仕事を続けることが得意な人」
などさまざまです。
あなたは自分の持ち味を活かして、求められる能力をフル活用して、会社に貢献することが大切となってきます。
同期の優れている能力に目を引くかもしれませんが、あなたは同期とは違う優れた能力がきっとあるはずです。
そして、その能力を会社は必要としているのです。
同期と比較され、優れた能力を十分に発揮できず委縮しているようではもったいないです。
あなたが歩んできた道を誇りに思い、自分の持ち味を十分に発揮できるよう仕事に取り組んでみて下さい。
次の記事では、ディーラー営業マンのノルマについて本音で語り、ノルマで悩まないための思考法についてもご紹介しております。ぜひこちらの記事もご覧になってみて下さい。
あなたは何のために働いていますか?
僕も、経験があるので気持ちはよく分かりますが、同期と比較されるのって入社当初のあなたにとってみては、とても悩ましいことですよね…。
今の僕ぐらいの年になると、もう同期と比較されようが何とも思いませんが、入社して1、2年目だといろいろと傷付くこともあるかと思います。
そんな時、上記で述べたようなことで1つでも、「確かに!」と思えるようなことがあれば僕も嬉しく思います。
突然ですが、あなたは何のために働いていますか?
「自分が生きていくため」
「家族のため」
「お金のため」
いろいろと出てくると思いますが、同期と比較されるためではありませんよね…。
上司の言動や会社の方針に流されることなく、あなたらしく仕事をすることが大事です。
一昔前では、一流大学を卒業して一流企業に就職すれば、終身雇用で自ずと出世街道を突き進む、安定と豊かな生活が約束されるといった時代がありました。
しかし今では、誰もが知る一流企業でも倒産やリストラが行われ、今後も海外企業やAIの出現で、日本経済は衰退が進むかもしれません…。
あなたが、時間や労力、あらゆる犠牲を払って会社に尽くしても、安定した生活や将来が保障されるとは限りません。
ですので、これからの未来があるあなたには、自分を大切にあなたらしく生きて行って欲しいと心から思います。
ちなみに次の記事では、営業マンの行く末についてご紹介しております。ぜひこちらの記事もご覧になってみて下さい。
ビジネスマインドを身につけよう!
これまで、同期との比較についてご紹介してきました。
比較されることで嫌な思いもするかもしれませんが、マイナスに考えるかプラスに捉えるかによって大きく変わって来るのです。
プラスに捉えるためには、あなた自身が仕事に前向きに向き合うための「ビジネスマインド」を身につける必要があります。
仕事で成功するためには、ビジネスマインドは欠かせません。
では、営業マンがビジネスマインドを身につけるために何をすれば良いのでしょうか?
僕が、営業マンにおすすめしている方法が、「音声学習」です。
ビジネスマインドを身につけるためには、その思考を持つ人の音声を何度もリピートすることで、その人と同じ思考の流れが身につきます。
営業マンには、通勤や移動時間にスマホに入れた音声をイヤフォンで聞き流す音声学習が一番効果的です。
僕もこの方法を取り入れ、ビジネスマインドを身につけた結果、今では自動車販売で年間1億8,000万円の売上を個人で3年連続達成することに成功しています。
音声学習の詳しい内容については、下記の記事でご紹介しておりますので、ぜひチェックしてみて下さい。
まとめ
今回は、新入社員の悩みで多い同期比較への心構えについてご紹介してきました。
入社間もないあなたにとって、同期と比較されることは辛いことですよね。
しかし、短いスパンで物事を考えるのではなく、長いスパンで考えてみて下さい。
「ウサギとカメ」のように、あなたの努力が実を結ぶ時が必ず来ます。
上司からの同期比較なんかに一喜一憂せず、自分がどうしたいか、どの方向に進んで行きたいのか、自分の信念を強く持ってその道を歩んで頂きたいと思います。