こんにちは!ディーラー勤務15年以上、営業マンお悩み解決ブロガーのタッピー(⇒プロフィールはこちら)です。
営業マンにとって身だしなみは、仕事に取り組む姿勢や品格にもつながる重要なビジネススキルと言えます。
人は、外見で他人を判断しています。
あなたの営業マンとしての能力の多くは、外見で判断されていると言っても過言ではありません。
きちんとした身だしなみで仕事をすることは、お客様はもちろんのこと一緒に仕事をする仲間にも好印象を与え、信頼を得るための必須のスキルだと言えます。
今回は、そんなビジネスに必須なスキルである身だしなみについて、営業マンに知っておいて欲しい考え方や好感度アップにつながるチェックポイントなどをご紹介いたします。
ぜひ最後まで記事を読んで、あなたの身だしなみを見直してみましょう!
目次
身だしなみのチェックは営業の基本!
ビジネスシーンにおける身だしなみは、ビジネスマナーの基本中の基本と言えます。
社会人として、正しい身だしなみのマナーを身に付けることは、周囲の人があなたの仕事に対する姿勢や品格などを判断する重要な要素なのです。
服装やヘアスタイルは、職場環境などによってその価値観の違いはありますが、ビジネスマナーとしての本質はどこの会社も同じであると言えます。
まずは第一印象が大事!
「この営業マン、とても感じがいい!」
「この営業マンなんか感じ悪い…。よその店に行こう…。」
初対面の人とお話をしたとき、あなたも感じたことがあると思います。
「人は15秒で印象を決定する」と言われています。
「感じがいい・感じが悪い」というのは、その人の外見を見た瞬間に判断してるんですね!
また、最初に感じた第一印象は簡単には変わりません。
その後何度も会って、その人のいろんな面が見えてきたとしても、最初のイメージはなかなか消えることがないのです。
ですので、初対面の相手に与える印象は注意する必要があります。
ビジネスの世界では、第一印象の与える影響が大きいことを覚えておきましょう。
人は見た目で他人を判断している
「人は見た目が9割」
と、よく言われます。
では、人が第一印象を決定している要素は何なのか?
・視覚情報55%
・聴覚情報38%
・言語情報7%
つまり、93%は目と耳で判断して、本質的な話の内容や言葉の意味については、たったの7%しか判断材料に入っていないのです。
これは「見た目=身だしなみ」が、ビジネスではとても重要だということを意味しています。
見方を変えれば少々話が下手でも、見た目を良くしておけば好印象を与えるということにもつながるのです。
次の記事では、営業マンに必須のセールストークのコツについてご紹介しております。ぜひこちらの記事もご覧になってみて下さい。
身だしなみが大切な理由とは?
「よっーし、今日は大事な商談があるから気合いを入れていくぞ!」
という日の身だしなみと、
「今日は、体調も悪くやる気がない…」
という日とでは、身だしなみにも差が表れますよね。
身だしなみがいつもだらしなく、相手に不快感を与えているようでは、社会人として「仕事に携わる自覚が欠如している」と判断されても仕方がありません。
また、本人はやる気に満ちあふれていたとしても、相手がだらしなく感じていては一緒のことです。
もしもあなたに心当たりがあれば、誤解されないように日頃から身だしなみに気を配っておく必要があります。
内面を磨くよりずっと簡単!
実際に、身だしなみがビジネスシーンで相手に与える印象が大きいことは分かったと思います。
しかしそれを意識して、人に良い印象を持ってもらおうと努力する人は少ないんですよね。
「分かってはいるが、なかなか行動出来ない…」
でも、よく考えて下さい。
自分自身の内面を磨くより、身だしなみで好感を持たれる方がずっと簡単ですし、早くできて効果的です。
また、身だしなみを整えることで、内面も変化してくるものです。
ですので、あなたも「たかが身だしなみぐらいで…」と思わず、ご自身の身だしなみをチェックすることから始めてみましょう。
次の記事では、お客様の購買意欲を刺激し商品説明を上手にするためのコツについてご紹介しております。ぜひこちらの記事もご覧になってみて下さい。
身だしなみのチェックポイントをご紹介
それでは簡単ですが、身だしなみのチェックポイントについてご紹介いたします。
チェックポイントに沿って、あなたの毎朝の身だしなみを見直してみましょう。
髪 | 寝グセはついていないか |
顔 | ヒゲは剃っているか |
スーツ | ズボンに折り目はついているか |
シャツ | アイロンはかかっているか |
ネクタイ | シミや汚れはないか |
爪 | きちんと切っているか |
靴 | きれいに磨かれているか |
スーツやシャツ、靴などはサイズが合ったものを選択しよう
自分の身体に身に付けるもの、スーツやシャツ、革靴などは体に合ったものを選択しましょう。
サイズが合っていないと、不格好に見えたり、印象を悪くしてしまうことがあります。
また、体型が変わった(太った・痩せたなど…)時も、その体系に合ったものに交換する必要がありますね。
ちなみに、スーツやシャツは2~3年着ると、どうしても型が崩れてダラッとしてしまいます。
自分ではまだ着れると思っていても、相手から見て印象を悪くしてしまうようなら交換をおすすめします。
高価なものを買う必要はありませんが、こまめに交換する必要があります。
身近な人にチェックしてもらおう
また、自分の姿を身近な人(同僚や身内など…)にチェックしてもらいましょう。
自分では、「身だしなみOK!」と思っていても、あなた自身の感覚がズレていることもあります。
「その髪型はないだろう…」
「そのシャツは派手過ぎない…」
など、一般ウケしない身だしなみを、あなたに助言できる身近な人にチェックしてもらいことで間違いを改めることができます。
それどころか、「この営業マン感じ悪い…」と思ったら、何も言わずにあなたのもとから去ってしまいます…。
ですので、早いうちに身近な人にチェックしてもらいましょう。
次の記事では、「営業を辞めたい…」と思い始めた人へ向けて、辞めずに続けるための方法についてご紹介しております。こちらもぜひチェックしてみて下さい。
好感度アップの3つのポイントとは?
それでは、営業マンの身だしなみについて押さえておきたい、好感度アップのための3つのポイントについてご紹介いたします。
あなたもご覧になって、自分自身にこれらの要素が足りているかどうか確認してみましょう!
①もっとも重要なのは「清潔感」
価値観が多様化している現代のビジネスシーンにおいて、身だしなみの基本ルールとしてもっとも重要な要素に「清潔感」が挙げられます。
どんなシーンであっても、周りの人に不快感を与えないことが社会人として最も大切です。
いくら一流大学を出ていようが、国家資格を持っていようが、清潔感のないビジネスマンでは評価は下がってしまいます。
先ほどご紹介した、身だしなみのチェックポイントに沿って、常に清潔でいるように心掛けましょう。
特に、散髪は大事です。
常に髪型が整っているだけで、清潔感を醸し出せます。
安い美容院でもいいので、なるべくこまめに一か月に一度はカットに行きましょう。
②「爽やかさ」を感じさせる
好感度をアップさせるポイントの2つ目に「爽やかさ」が挙げられます。
好感が持てる基準として、「若くイキイキとして爽やかな人」をイメージしますが、その反対に「年老いて元気もなくうっとうしい人」は好感が持てませんよね…。
特に、営業マンには爽やかさが必要で、それを持ち合わせているかどうかでお客様の評価もかなり違ってきます。
爽やかさを出すための一番簡単な方法は髪型です。
髪型を短髪にするだけで、爽やかに見えるものです。
短髪だと毎日のスタイリングもラクラクですし、寝グセやフケも気にならなくなります。
③お客様より「控えめに」
最後に、身だしなみでよく勘違いしがちなのが「身だしなみとおしゃれの違い」です。
「おしゃれを通して、自分のセンスをアピールしたい!」
と、目立ちたい気持ちを抱いている人もいるかと思います。
たしかにおしゃれは若々しく、目立つ効果があるのは事実です。
おしゃれを必要とする企業もあるかと思いますが、一般的にはおしゃれは控えた方が賢明です。
身だしなみとおしゃれは、目的が違うからです。
身だしなみは、社会性を表現するための服装です。
おしゃれとは、自分の趣味や個性などを表現するための服装です。
相手に不快感を与えず、万人に好感を持ってもらえる服装を求めているのであれば、おしゃれは控えるべきです。
特に、営業マンなどお客様相手の仕事であれば、奇抜なカラーのスーツやシャツよりは控えめなぐらいの方が、お客様に不快感を与えず好感を持たれると思います。
次の記事では、足の臭いが気になる営業マンに向けて、ニオイの改善方法についてご紹介しております。心当たりの人は、ぜひこちらの記事もご覧になってみて下さい。
身だしなみの次はビジネススキルを学ぼう!
これまでビジネスマナーの基本でもある、身だしなみについてご紹介してきました。
きちんとした身だしなみが出来るようになると、あなたは好感を持たれる営業マンになれるはずです。
しかし、それだけでは感じがいい人で終わってしまいます。
営業マンとして成功するためには、やはりビジネススキルやビジネスマインドも身に付けておかなければなりません。
例えば、仕事を効率的に順序立てて考え最短で行動するためには、「仮説思考」「論理思考」「逆算思考」「エッセンシャル思考」といった、ビジネスマンに必須の「思考」を身に付けておく必要があります。
これらの「思考」は、営業マンが仕事をする上でとても肝となる思考で、仕事を上手に行うためには必ず身に付けておかなければならない考え方なんです。
思考を身に付けるためには、「仮説思考」「論理思考」「逆算思考」「エッセンシャル思考」を持っている人の音声を聴きまくることで、その人の思考を身に付けることが出来ます。
営業マンがビジネススキルやビジネスマインドを身に付けるための音声学習の方法については、次の記事で詳しくご紹介しております。ぜひこちらの記事もご覧になってみて下さい。
まとめ
今回は、身だしなみのチェックは営業の基本!好感度アップの3つのポイントとは?というテーマでお話してきました。
身だしなみを整えることは、社会人として基本的なことですが、きちんとした身だしなみが出来ている人は少ないのが現状です。
僕は、営業マンという仕事がら、多くの取引先や出入り業者さんと接することがありますが、やはりその人の身だしなみをまずはチェックしています。
「この人は、身だしなみもきちんとしていて信頼できそう」
「あっ~、この人だらしないので信用できない…」
と、話をする前に、どうしても身だしなみでその人を判断してしまいます。
そして、その見立てはほぼほぼ当たります!
あなたも、身だしなみが人を判断する一つの材料であることを知り、自分自身も判断されているという意識を持って、明日からの身なりを整えてみましょう。