こんにちは!営業一筋20年、営業マンお悩み解決ブロガーのタッピー(⇒プロフィールはこちら)です。
「俺、アイツより実績上げているのに仕事で評価されない」
こんな悩みは、多かれ少なかれサラリーマンなら経験があると思います。
どんなに仕事ができても、まったく評価されなければ悔しいですよね。
仕事が評価されないということは、あなたの昇進にも響くわけです。
今回は、そんな仕事で評価されない人の理由や、高評価されるための方法についてご紹介いたします。
この記事を読むことで、なぜあなたは評価されないのか、会社で評価されるための立ち振る舞いや、あなたがこれからどのような行動を取るべきかが分かります。
ぜひ記事を最後まで読んで、自分自身を見つめ直してみましょう!
目次
仕事で評価されない人ってどんな人?
「今月も頑張って実績を上げたのに、会社で評価されない」
あなたも、思ったように仕事で評価されないと感じたことはありませんか?
まじめに仕事に取り組んでいるのに評価されないと、段々とやる気もなくなり、仕事自体が嫌になってきたりします。
逆に、そんなに実績を上げていない同僚の方が評価され、先に昇進したりするとさらに萎えてしまいます。
一体なぜあなたは仕事で評価されないのでしょうか?
仕事で評価されない理由とは?
仕事で実績を上げているのに、評価されない理由は一つではありません。
大まかに分けると、下記のようなことが挙げられます。
・周囲との人間関係
・能力の過大評価
・会社の評価基準
・自分自身に原因
これらの原因が重なり合って、あなたの評価が上がっていない可能性があります。
それぞれ解説していきますので、自分に当てはまる原因はないか考えてみましょう。
周囲との人間関係
「職場の中で孤立している」
など、周囲の人間とコミュニケーションが上手くとれていないと仕事の評価は上がりません。
仕事がデキるデキないを評価するのは、あなたではなく周囲の人間です。
その人たちとの人間関係が上手く行っていないと、いくら頑張っていてもあなたの評価を上げてくれない可能性があります。
特に、自分の上司とコミュニケーションがとれていないと、上司はあなたを理解することができず、仕事を正当に評価することはないでしょう。
「仕事に限らず、物事や人を評価するのは人間」です。
仕事がデキるデキないというのも大事ですが、サラリーマンである以上、周囲の人との人間関係を良好に保つことも、仕事を続けて行くためには大切なことなのです。
能力の過大評価
自分の能力を過大評価している場合も、評価されないと感じる理由の一つです。
「俺、仕事デキるのにっ!」
と、独りよがりになっていませんか?
「独りよがりの人は、自分が独りよがりな人間だということを自覚していないことが多い」です。
本当に仕事がデキるのに評価されていないのであれば、会社側にも不足な所があるでしょうが、あなた自身にも見直す点があるかもしれないので、客観的視点を持って自分を見つめ直す必要があります。
会社の評価基準
また、あなたの仕事の頑張りが、会社の評価基準に適していないことも考えられます。
実際うちの会社でも、昔は成果が出るまでの過程を重視して、評価基準にしていた時期があります。
「実績は出ていないが、毎日100件の訪問をこなしている」
「本業の数字は上がっていないが、他の分野で付加価値を出している」
などといった場合、本業が上手く行っていなくても社内で高評価だったのです。
しかし、これも会社のトップの人間の考え方次第なので、「いまでは実績重視で過程は評価せず」という感じに変わっています。
会社の評価基準を理解した上で、それに合った仕事をすることが評価アップにつながることもあるのです。
自分自身の原因
最後に、あなた自身の原因について解説しておきます。
あなた自身がズレたまま仕事をしていると、評価されるはずはないですよね。
特に新人の頃に多いのが、「上司の指示を正しく理解していない」ことです。
入社したてで、その業界の知識や経験が少ないため、上司の指示を正しく理解できないということがあります。
また、
「何か○○君はズレているよね」
と、経験豊富なベテランでも指示を正しく理解できず、上司から評価を得ることができないという人がいます。
その他にも、
「常に受け身で積極性がない」
「日頃から報連相ができない」
なども上司に評価されない理由に挙げられます。
自分が上司の立場だったら、「仕事に前向きでない部下」、「何の報告ごともしない部下」の評価を上げることなんてしないですよね。
先ほどからお伝えしている通り、仕事の評価は人間が行います。
「評価されるために自分をアピールしろっ!」
とまでは言いませんが、客観的に見てあなたの行動がどう上司に見られているのか、一度考えてみる必要があると思います。
なお次の記事では、人間関係構築に必要なコミュニケーション能力の鍛え方について解説しています。ぜひこちらもご覧になって頂けると嬉しいです。
仕事以外の要素も大事!
サラリーマンが仕事で評価を得るためには、仕事の実績以外の要素も大事です。
僕が思う、仕事で評価されるために必要な仕事以外の要素はこちらです。
①見た目の印象がいい
②人間的な魅力がある
③周囲の手助けがある
多少仕事ができなくてもこれらの要素を満たしている人は、仕事で評価され昇進していく可能性があります。
それぞれ詳しく解説していきます。
①見た目の印象がいい
見た目の印象は、サラリーマン特に営業マンにとってはとても重要です。
少々仕事ができなくても、「見た目が芸能人並みに良ければ、お客様はその営業マンから商品を買ってくれたりする」ものです。
ただ、ほとんどの人は芸能人並みの見た目ではなく、ごくごく一般的な見た目だと思います。
自分で改善できることとしては、「身だしなみ」や「清潔感」など、見た目を良くするための努力が大事だと言えます。
ちなみに次の記事では、身だしなみについて好感度アップのための3つのポイントについて解説しています。
②人間的な魅力がある
「愛嬌がある」「ユーモアがある」「自然と気が利く」
など、人間的な魅力がある人は評価されやすいと言えます。
ただこれらの魅力は、その人が潜在的に持っている要素なので、簡単に身につけることはできません。
できるとすれば、「人間的に魅力がある人をマネる」ことです。
常日頃から、魅力のある人のしぐさや振る舞いを研究し、マネることであなたも自然とその魅力に近づくことができるはずです。
身近な人で魅力的な人がいれば、その人のお客様対応や電話応対など、良いと思うところをマネてみましょう!
③周囲の人の手助けがある
最後に、仕事で評価される人の特徴として、周囲の人の手助けがあることが挙げられます。
先ほどご紹介した通り、評価されるためには周囲の人との人間関係がとても大事です。
評価される人は、周囲の人とコミュニケーションをとるのが上手いので、その人たちの手助けを受けることができます。
いろんな人とネットワークを築いていると、そこから紹介があったり、権力のある人ならあなたを押し上げてくれる可能性もあります。
やはり、「仕事の評価は人間が行うので周囲の人との付き合いは大事」です。
なお次の記事では、より良い人間関係を築く具体的方法について解説しています。
高評価を得るための3つの方法とは?
それでは、仕事で高評価を得るための3つの方法について解説していきます。
①まずはスキルを高めよう
②人間関係を良好に保とう
③評価項目を意識しよう
これら3つの方法を行うことで、あなたは仕事で評価されるはずです。
具体的にどのようにすべきか、それぞれ見て行きましょう。
①まずはスキルを高めよう
あなたが仕事で評価される人になりたいなら、まずは「スキルを高める」ことが大事です。
あなたの仕事のスキルを磨くのは当然のことですが、ここで僕がお伝えしたいのはビジネススキルやマインドです。
あなたは、これまでにビジネススキルを真剣に学んだ経験はありますか?
「この会社に就職が決まって言われた仕事はしてきたけど、ビジネスのスキルなんて学んだことはない・・」
そんな人が大部分だと思います。
一度いまの自分と向き合って、「ビジネススキルやビジネスマインドが足りていないな…」と思う人は、これを機会に真剣に学んでみることをおすすめします。
僕がなぜ、ビジネススキルを学ぶことを強くおすすめするかと言うと、「周囲の人と差別化するためには、ビジネススキルが必要」だからです。
たとえば、仕事を効率的に順序立てて考え、最短で業務を行うためには、
「仮説思考」「論理思考」「逆算思考」「エッセンシャル思考」
といった、ビジネスマンに必須の「思考」を身につけておく必要があります。
これらの思考は、サラリーマンが仕事をする上でとても肝となる思考で、仕事を上手に行うためには必ず身に付けておかなければならない考え方です。
しかし、これらの思考を身につけている人は少ないのが現状です。
これを機会にあなたが学ぶことで、周囲と差別化でき仕事での評価は当然上がります。
ビジネススキルやビジネスマインドを学ぶ方法については、次の記事で詳しくご紹介してますのでこちらをご覧ください。
②人間関係を良好に保とう
自分のスキルを磨いたら、「人間関係を良好に保つ」ためにどうすれば良いか考えてみましょう。
先ほどから何度もお伝えしている通り、仕事で評価するのは周囲の人間です。その人たちと、良好な人間関係を築くことはとても大事なことです。
少々仕事がデキなくても、人間関係だけで評価され昇進していく人を僕は何人も見てきました。
個人的には、そんな仕事以外のことで評価され昇進していくのは好きではありませんが、それがサラリーマンの現状です。
ですので、上司や同僚との人間関係を良くしておくことに越したことはありません。
僕が、人間関係を築く上での基本的な考え方は、
「人間関係は浅く広く!」
が良いと考えます。
あまり深く付き合い過ぎて、会社内での派閥に関わるようになると面倒ですしね。
その場合、敵対勢力から「出る杭は打たれる」なんてこともありますので…。
また、先ほどビジネススキルのところでご紹介した「エッセンシャル思考」で考えると、人間関係を良くしようと「ムダな飲み会に参加する」なんてこともおすすめできません。
「ただただ飲んでバカ騒ぎをする」
「仕事や仲間の愚痴を言う」
ような飲み会に参加しても、何の意味もありません。
本当の意味で、人間関係を良好にするための飲み会であれば参加するべきですが、そうでないのであれば「時間と労力の無駄」です。
そんな時間があれば、早く帰って家族との時間を楽しんだり、ビジネススキルを学んだりした方が、あなたの人生の豊かさは増しより良い仕事ができるようになるはずです。
あなたにとってどんな方法が、人間関係を良くするために必要なのか、もっと他の方法を考えてみましょう。
次の記事では、時間管理が激変するエッセンシャル思考について解説しています。ぜひこちらもご覧になって頂けると嬉しいです。
③評価項目を意識しよう
最後に、「会社の評価項目を知り意識する」ことも大事なことです。
いくらあなたがスキルを身につけ、人間関係を良好に保てていても、会社の意向に反した行動をとっていては評価も上がりません。
営業マンであれば、仕事の評価は数字で表れるので分かりやすいですが、その他の職種では世の中の状況や人の価値観などによって、その基準も変化していくものです。
そうでないと、著しく変化し続ける激動の時代には対応できませんからね。
会社の評価基準も、時代の変化や周囲の人間が変われば一変する可能性もありますので、「その時に合った評価基準を押されておく」必要があります。
自分が評価されない場所に留まる理由はない
これまで、仕事で高評価を得るための方法についてご紹介してきました。
これらの方法を取り入れることで、あなたの評価も上がるはずです。
しかし、「頑張っても頑張っても評価が上がらない…」というあなたへ。
評価というものも、絶対的なものではありません。
先ほどからお伝えした通り、評価は人間がするものですし、人間の価値観が変わればその基準も変化して行くものです。
「どうしてもいまの職場で仕事が評価されないのであれば、無理してそこに留まる理由はない」と僕は思います。
特に、仕事ができるけど評価されない人たちの多くは、何か強みを持っている場合が多いので、「働く環境や周囲の人間が変われば状況が一変する」可能性も高いはずです。
無理していまの職場にしがみついて、評価されないことに思い悩むより、思い切って環境を変えてみた方が自分に合った場所が見つかるかもしれません。
組織の中だからこそ上手くやれる人もいるでしょうし、組織から飛び出した方が本来の自分の力を発揮できる人も当然います。
そのためにも、先ほどご紹介したビジネススキルやビジネスマインドは、常日頃から磨いておきましょう!
自分自身に魅力やスキルがあれば、会社の看板に頼らなくても生きて行けますし、必ずあなたの存在を評価してくれる人が現れるはずです。
なお次の記事では、営業がうまくいかない人に向けて、状況を抜け出すための改善方法について解説しています。
まとめ
今回は、仕事で評価されないのはなぜ!?高評価を得るための3つの方法とは?というテーマで解説してきました。
「仕事ができるのに評価されない」これは何か原因があるはずです。
「あなた自身の問題があるのか」
「評価する会社側に問題があるのか」
その原因を早く見つけ対処することで、その後の人生が大きく変わります。
評価されないと思い悩んでいる人は、僕がこの記事でご紹介した内容をもう一度見直し、当てはまるところがないか考えてみましょう。