こんにちは!営業一筋20年、営業マンお悩み解決ブロガーのタッピー(⇒プロフィールはこちら)です。
「カーディーラーに就職したけど何からすれば良いのかわからない」
「カーディーラーの仕事に行き詰っている」
そんな新人営業マンの方の悩みを解決いたします!
カーディーラーの営業は、ある程度知識やスキルを習得すればやりがいのある仕事ですが、それまでの道のりが大変。
どうしても対お客様相手のため現場で学ぶことが多く、お客様に罵声を浴びせられることもしばしば…。
特に、就職して1年目は何から取り組めば良いのかわからず、ストレスばかり溜まりますよね。
僕はカーディーラーの営業を20年以上経験していまなお現役営業マンですが、新人の頃は何かと苦労しました。
なので、あなたの悩みや気持ちは手に取るように分かります。
今回は、そんな新人営業マンの悩みを洗い出し、まずするべきことについて解説して行きます。
目次
カーディーラーの新人営業マンの悩み5選
まずは、カーディーラーの新人営業マンが必ずと言ってよいほど悩むベスト5について取り上げ、解決策をご紹介して行きます。
①車が売れない
②お客様との会話がうまくいかない
③商品知識がない
④長時間労働でサービス残業も多い
⑤給料が安い
①車が売れない
「車が売れない」という悩みは、新人に限らず売れない営業マンの永遠の悩みです。
しかし、この一見のお客様は買い回り客のため、よほどあなたに魅力がない限り、他社も見て回り条件の良い方で購入します。
その辺りの駆け引きが上手でない新人営業マンはどうしても不利になってしまいます。
唯一新人営業マンにアドバンテージがあるとすれば、「新人らしさ」を前面に出すこと。
「新人」「フレッシュ」「若々しさ」「一号車」「熱心」といったキーワードを前面に出して行けば、一定数興味を示すお客様はいらっしゃいます。
これは、新人の時でしか使えない特権です。
②お客様との会話がうまくいかない
入社した当初から人とのおしゃべりが上手で、お客様ともすぐに会話ができる新人も中にはいますが、ほとんどの人は最初うまく会話をすることができません。
この解決策は、やはり現場で場数をこなしていくしかありません。
誰しもが失敗しながら学びます。
そうすることで徐々に自分の引き出しが増えて行き、
「あ~、こういうタイプのお客様か…」
と自分の引き出しの中から過去に相手をしたお客様と同じタイプが見つかり、応酬話法が自然と出てくるようになります。
好き嫌いで会話を嫌がることなく、練習だと思って同僚や事務員、サービススタッフに自ら声掛けをして会話の引き出しを増やして行きましょう。
③商品知識がない
僕は大学時代に機械工学を専攻していたので、自動車の構造に関しては大体理解していました。
しかし現場でわからなかったのが、
お客様:「○○車、3代目は6気筒で走りが良くて…」
お客様:「モデル前と比べて○○が改善されて…」
新型の知識は習得できても、過去のクルマと比較して質問されると答えることができませんでした。
このような場合、知ったかぶりして間違った答えをすると、車に詳しいお客様はすぐにウソだってバレてしまいます。
対応策としては、素直にお客様から学ぶのが一番!
「すみません、僕新人なのでその辺りのこと詳しく教えてください。」
そうすると、お客様は自分が知っている知識を教えてくれます。
喋っているうちに、お客様はいい気分になります。
「誰しも自分が知っている知識を他人に教えたいもの」
「お客様はいい気分になり、自分は知らない知識を学べる」
素直に教えてもらう心が大事です。
④長時間労働でサービス残業も多い
●新人の頃、上司が遅くまで仕事をしているのを見ると、自分だけ先に帰るわけにも行かず仕事をしているフリをして一緒に遅くまで残る
●販売実績が悪いと、休日も出勤して仕事をした気になる
●やっと取れた休日も、お客様の商談や納車の予定を入れてしまう
たしかに、新人の頃はお客様のお願いを断りにくい所もありますが、自分で線引きするしかありません。
「すみません、その日は休日です」
と素直に言えばお客様もわかってくれます。
わかってくれないお客様は、その後も振り回される可能性大なので、切った方が良い場合もあります。
時間管理は自分次第です。
⑤給料が安い
給料が少ないのは、新人のころ仕方ない部分もあります。
「営業成績を上げられないということは、会社に利益をもたらしていない」ということなので、それだけの給料となります。
「給料を上げて欲しければ、営業成績を上げれば良いだけのこと」
ただ、他の販社と比べてみるのは良いかもしれません。
売っても売っても給料が上がらなければ、あなたの会社の待遇が良くないのかも…
他の販社で聞ける人がいれば、一度給与面を聞いてみるのも良い方法かもしれません。
もう一つの手段として、自分自身で稼ぐ方法があります。
会社の給料とは別に収入源が欲しかった僕は、現役営業マンを続けながら副業を行っています。
会社で給料を上げるより、本業以外で収入源を作る方が圧倒的に早いです。
興味のある方は、こちらの記事をぜひ読んでみて下さい。
カーディーラーの新人営業マンんがまずするべき3つのこととは?
新人営業マンの悩みや解決策がわかったところで、次に新人営業マンがまずするべきことについて解説して行きます。
①商品知識を学ぶ
②ビジネススキルを学ぶ
③デキる上司を徹底的に真似る
①商品知識を身につける
これは基本中の基本。
自分の取り扱う車種のスペックやオプションは覚えておかないとセールスのしようがないです。
最初のうちは、売れ筋の2~3車種を徹底的に覚えておきましょう。
ただ、スペックだけを覚えておけばいいわけではありません。
その車の特徴を理解し、
✅どんな人におすすめすれば良いのか?
✅どんな場面で役に立つのか?
✅その車を所有することで得られるメリットは?
お客様への訴求ポイントを理解しておくことが大事!
②ビジネススキルを学ぶ
新人営業マンが必ず身に付けなければならないスキルに「ビジネススキル」があります。
なぜなら、ビジネススキルは営業マンの前に社会人として身に付けなければならない必須スキルだからです。
「身だしなみ」から始まり、「ビジネスマナー」「コミュニケーション能力」「問題解決能力」など…
また仕事を効率的に行ううえでの「仮説思考」「論理思考」「逆算思考」「エッセンシャル思考」といった「ビジネスマインド」も身に付ける必要があります。
これらのスキルは現場で培っていくものもありますが、書籍や音声学習により身に付けることができます。
ちなみに、読者様限定で僕が20年間分の営業経験や営業スキルを一冊の本にまとめた電子書籍『現役営業マンの戦術』を無料プレゼントしてますので、ぜひあなたのスキルアップにお役立てください。
③デキる上司を徹底的に真似る
最後に、新人営業マンが最短で成果を上げるためにするべきことはデキる上司を徹底的に真似ることです。
僕が新人の時、いつも商談に付き添ってくれた上司は、社内でもいつもトップクラスの販売台数だったトップセールスマン。
僕はその上司の商談に同行させて頂き、商談の流れや喋り方、雑談のコツまでさまざまな営業スキルを間近で学ばせていただきました。
ある時、その上司のお客様からの電話を僕がとったとき、
「あら、あまりに喋り方が似てるから○○さん(上司)かと思ったわ。」
と言われるぐらい電話応対も真似ていました。
手っ取り早く成果を上げたければ、デキる上司に一日同行させてもらい、徹底的に行動や喋り方を真似てみることです。
その真似る行為が数か月後かならず成果となって表れるので、ぜひ試してみましょう!
カーディーラーの現役営業マンが本音でアドバイス
ちなみに、カーディーラーの営業を20年以上続けてきた僕からここで本音のアドバイス。
①早いうちから副業を学ぼう
②本気で辞めたいなら早いうちに
①早いうちから副業を学ぼう
ある程度仕事に慣れてきたら、早い段階で副業を学んでみましょう。
営業の仕事だけでも、一般的な仕事に比べさまざまな人と接するため視野は広がりますが、副業を行うとさらに広い視野で仕事に取り組めるようになります。
セールス、集客、コミュニケーションなど、副業から学べるものは多岐に渡ります。
また、本業のみの収入源でなく、副業収入を得ることで生活もさらに豊かになり、あなたの行動の幅も広がります。
本業を疎かにするようでは本末転倒ですが、本業の傍らでぜひ取り組んでみましょう!
営業マンにおすすめの副業は、次の記事で詳しく解説しています。
②本気で辞めたいなら早いうちに
また、どんなに努力しても営業が自分に合わないと思えば、早いうちに辞めるのも得策です。
「自分にはどうも合わない」
と思えば、違う職種も視野に転職を考えてみましょう。
ただ安易に辞めろと言っているわけではありません。
「頑張っても頑張っても成果が出ず、精神的にももう限界…」
という人にお伝えしています。
世の中には他に仕事はたくさんあります。
人には向き不向きがあります。
まとめ
今回は、カーディーラーの新人営業マンがまずするべき3つのこととは?というテーマで解説してきました。
新人の頃は色々と悩みが出てきます。
多くの現役営業マンは、その悩みを乗り越えていま現在立派に仕事をしているのです。
独りで悩みを抱え込まず、周りの人にも相談しつつ、ひとつひとつ悩みを乗り越えて行きましょう!
ちなみに、僕のブログでは営業マンの悩み解決記事をたくさん書いています。
あなたにもお役に立つ情報がきっとあるはずですので、ぜひチェックしてみて下さい。
あなたの営業マンとしての一助になれたら幸いです。