こんにちは!ディーラー勤務20年以上、営業マンお悩み解決ブロガーのタッピー(⇒プロフィールはこちら)です。
営業マンにとって、身だしなみはとても重要な要素のひとつです。
その身だしなみの中でも、特に大事になってくるのが「スーツの着こなし」。
しかし、営業マンになりたての頃は、その良し悪しが分からないものです。
「営業マンに合うスーツの色は?」
「スーツは何着必要?」
そんな営業初心者の人向けに、スーツの選び方や差がつくポイントについて解説していきます。
目次
営業マンはスーツの着こなしで決まる!
営業マンにとって大事なことは、「第一印象の良し悪し」です。
「この営業マン爽やかで感じが良い」
「この営業マンなんかだらしない」
「最初に会ったほんの数秒で、あなたの印象が決定される」と言っても過言ではありません。
その印象次第で、その後の商談がスムーズにいくかどうかが決まります。
お客様が、営業マンの第一印象を決める要素のひとつに、「スーツの着こなし」があります。
どんなに上手なセールストークを持っていたとしても、営業マンのスーツの着こなしがだらしなくダサいと、初っ端から悪印象を持たれ、その後の商談もうまく行きません。
僕も、15年以上にわたり営業の世界を見てきましたが、「売れる営業マンはスーツの着こなしが上手」です。
それは、「スーツの着こなしが上手だから売れる」とも言い換えれます。
スーツについての正しい知識がなければ、自分に適したスーツ選びはできません。
また、スーツの他にベルトや革靴との組み合わせが下手くそだと、ダサい営業マンになってしまいます。
これから、スーツ選びの方法や着こなしのポイントについて解説しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
営業マンのスーツ選びとは?
それでは、まず営業マンのスーツ選びについて解説して行きます。
スーツ選びを間違えると、お客様に悪い印象を与えてしまうので気を付けましょう。
営業マンに合ったスーツの色や適したデザイン
一般的に、お客様に好印象を与えるスーツの色は、ダーク色と言われています。
ダーク色の中でも、特に印象が良いとされているのが次の3つのカラーです。
・ブラック
・グレー
・ネイビー
ブラックは、就活なんかでも定番色ですよね。
少し艶感を押さえた落ち着いた色柄を選ぶのが良いでしょう。
グレーやネイビーは、大人の落ち着いた男性を演出することができます。
合わるシャツの色は、最初のうちは白か薄いブルーなんかが合わせやすく、爽やかで好印象を与えます。
スーツの色が決まったら、次にスーツのデザインを選びましょう。
ビジネスでもフォーマルでも利用でき、困った時に頼りになるのが落ち着きのある無地のスーツです。
無地のスーツは、かならず一着は持っておくことをおすすめします。
他にも、ストライプ柄などがあり、ストライプの太さや間隔の違いで印象がかなり変わってきます。
あまりにも派手なストライプはNGです。
ビジネスシーンに応じた、派手でないストライプ柄を選びましょう。
自分の身体に合ったサイズ感が重要
スーツを選ぶ際、自分の身体に合ったサイズを選ぶことはとても重要です。
ダボダボのスーツを着ていると、それだけでだらしない印象を与えてしまいます。
自分に合ったサイズを知る時に押さえておきたいことが、「肩幅と着丈」です。
肩幅は、自分の肩の位置と上着の肩山がフィットしているかを確認する。
スーツの肩をつまんで、1㎝程度のゆとりがあるとベストと言われています。
着丈は、お尻が隠れる長さがベスト。最低でも、お尻が半分以上隠れるスタイルを選択しましょう。
また試着の際に、ズボンをはいて屈伸運動をすることをおすすめします。
「立ったままの状態だとわからず、座るとズボンがきつかった」ということはよくあります。
僕のようなディーラー営業マンは、日常的に洗車をしますが、ズボンがきついと仕事に差し支えるので気を付けましょう。
スーツのメンテナンス方法について
清潔感を保つため、頻繁にクリーニングに出す人がいますが、出し過ぎは注意が必要です。
スーツの原料であるウールからは、クリーニングに出すたびに油分が抜けてしまいます。
油分が少なくなると、光沢やしなやかさが失われます。
クリーニングは、スーツが汚れていなければ季節の変わり目だけに留めることをおすすめします。
高級スーツより定期的な交換が大事!
高級スーツにあこがれる営業マンもいると思いますが、高級スーツ1着を着回すよりまずは適度な価格のスーツを数着買って着回すことをおすすめします。
僕自身、高級スーツを買って着回していた時期もあるのでわかりますが、高級スーツも普通のスーツも寿命は一緒です。
ディーラー営業マンなんかは、先ほどもお伝えした通り洗車などで水や洗剤がスーツに飛び散ったりすることが多々あります。
また、車の運転等でズボンもすり減ります。
ですので、他の営業マンよりも比較的スーツがダメになる月日が早いです。
ヨレヨレになった高級スーツをいつまでも着るより、普通のスーツを定期的に交換して着る方が、絶対にお客様に好印象を与えます。
高級スーツを何着も準備し定期的に交換できるなら別ですが、まずは普通のスーツを定期的に交換する方が無難と言えます。
スーツの着こなしで差がつく5つのポイントとは?
スーツは、色やデザインだけでなく、着る人の着こなし方によっても印象が大きく変わってきます。
スーツの着こなしで差がつくポイントとして、次の5つが挙げられます。
①袖丈に注意しよう
②ベルトと靴の色を合わせよう
③ソックスの色は気を付けよう
④上着のボタンは全て留めない
⑤上着のフラップは出したままでOK
改めて、自分のスーツの常識と照らし合わせてみましょう。
①袖丈に注意しよう
スーツはベストサイズなのに、袖丈が長かったり、短すぎてはダサい印象を与えてしまいます。
これは、ワイシャツのサイズによるものです。
腕をおろした状態で、ワイシャツが1㎝ぐらい出ているのがカッコいい着こなし。
ワイシャツも、買った時はちょうど良いサイズでも、洗濯するごとに伸びたり縮んだりするもの。
あまりにシャツが出ているダサい営業マンを見ると、
「シャツが伸びてるよ…」
と、僕なんか思ってしまいます。
②ベルトと靴の色を合わせよう
スーツの他に、ベルトと革靴の色にも意識を向けましょう。
できれば、ベルトの色と革靴の色を合わせるのがベスト!
ベルトが茶色なら革靴も茶色に合わせられれば、
「この営業マン、カッコいい!」
お客様の第一印象も、グッと好印象になるはずです。
僕は、週初めにスーツや革靴の組み合わせを考え、ローテーションを決めるようにしています。
③ソックスの色は気を付けよう
また、ソックスの色はスーツの色に合わせるようにしましょう。
たまに、「黒色のスーツを着てソックスが虹色」みたいな営業マンも見かけますが論外です。
プライベートなら最高におしゃれですが、ビジネスシーンでは不快でしかありません。
④上着のボタンは全て留めない
「上着のボタンをきちんと全部留めている」
営業初心者によくありがちですが、上着の一番下のボタンは開けておくのがルールです。
これは、普段からスーツを着ている人には常識でも、スーツに着慣れていない人にとっては意外に知らないマナーです。
一番下のボタンを留めない理由は、このボタンがそもそも留めるためのボタンではなく、飾りとして付いている飾りボタンだからです。
また、スーツのボタンマナーに、座った時はボタンを全部外し、立った時は一番上のボタンを留めるといったマナーもあります。
⑤上着のフラップは出したままでOK
上着のポケットには、フタのようなものが付いていますよね。
これを「フラップ」と言います。ポケットの中にホコリや雨を入れないために作られたものです。
「フラップを出した方が良いのか?それともしまっておく方が良いのか?」
ビジネスマナーにおいては、フラップは出したままでOKです。
しかしながら、冠婚葬祭の礼服ではフラップはポケットに入れてしまっておくのがマナーになるので注意しましょう。
まとめ
今回は、「売れる営業マンのスーツの着こなしとは?差がつく5つのポイントを徹底解説」というテーマでご紹介してきました。
何度も言いますが、営業マンは第一印象が重要です。
お客様に好印象を与え、商談成立に導くためにも、日頃の身だしなみには気を付けましょう。
また、身だしなみとおしゃれは違います。
「あなたが良いと思うのではなく、お客様が見て良いと思う着こなし」を考えることが大事です。
さあ早速、爽やかで好印象を与えるスーツの着こなしを意識してみましょう!
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