こんにちは!営業一筋20年、営業マンお悩み解決ブロガーのタッピー(⇒プロフィールはこちら)です。
僕は、自動車ディーラーに15年以上勤めている現役営業マンです。
先日、積載車を運転中に大変なことが起きてしまいました…。
「ついに、やってしまったか…」
「納車前の新車をぶつけてしまった…」
ディーラー営業マンを長く続けている人なら、一度はあるかもしれない積載車による危険。
一歩間違えば、大惨事にもつながりかねない積載車でやっちゃいました。
今回は、そんな僕のハラハラドキドキの失敗談をご紹介いたいます。
目次
積載車の危険!ディーラー営業マンの本当にあった失敗談
積載車に新車を載せいざ出発!
数か月前にご注文頂いていた田辺社長(仮名)の所に、新車のトラックをご納車する日のこと…
当店から、田辺社長の会社までは100kmぐらい距離が離れているため、積載車に新車のトラックを載せ、高速道路を使い向かうことにしました。
いつものように、積載車に慎重に新車を載せ、フックも掛け、安全を確認の後いざ出発!
この時、リヤには片方しかフックを掛る所がなかったため、前2本後1本のフックで行きました。
嫌な異変に気付く…
その後、高速道路に上がるまでの道中に、嫌な異変に気付くのです。
あまりスピードは出していなかったのですが、
ブレーキをかけるたびに、
「ドーン、ドーン!」
と、後から車を押される感覚を受けたのです。
最初は、
と、思いました。
しかし、積載車なのですぐに停まることも出来ず、その後もその状態でしばらく走った後事件は起きました。
後ろの荷台から「ドンっ!」と、とても大きな物が当たった音がしたのです。
積載車を運転している僕は、何が起きたか理解出来ませんでした。
僕の焦りは、ピークになっていました。
荷台の新車がランデブー!?
積載車は簡単に停まることができないので、後ろを振り向き窓ガラスから荷台に積んであるトラックを見ると…
まさかの…、荷台に載せてあるトラックが、前後にランデブーしているのを確認することが出来ました。
そんな光景を見たのは初めてです…。
荷台の新車が前後にランデブー…!?
その光景を見た瞬間から、心臓の鼓動はバクバクなり始めました…。
荷台に載せてある新車のトラックが、何かの原因で前後に動き出し、積載車の後方にあるスロープにぶつかったのだと思いました。
焦りましたね‥
いろんな事が、走馬灯のように思い浮かびました。
まずはどこか安全な場所に停まらないといけないが、しばらくそのような場所もないし‥
その間にも前後に動くので、さらに当たって状態は悪化‥
震える手足…
久々に手足が震えました‥
とりあえず低速で走行。なるべく、ゆっくりブレーキ。
しばらく走り、メイン道路を一本中に入った所に、広いスペースがあったのでそこに停車。
急ぎ足で車を降り、恐る恐るトラックを見て見ると…
前の車止めから30cmぐらい離れた所に、フックは掛った状態で止まっていました。
ほっと、一安心…
後ろに回りアオリの部分を見てみると…
なんと無傷!!
どうやらフックが辛うじて掛っていたので、ぶつかってはいなかったのです…。
「ドンっ」という音は、車止めに当たる音か、フックを前後に引っ張った時に生じた音だった様です。
ふっ〜と、力が抜けました。
と、心の底から思いました。
なぜ起きたのか?
原因は2つ考えられました。
1つは、リヤのフックを1つしか掛けていなかったため、バウンドした時にワイヤーをロックしている金具がはずれ、フリーになっていたこと。
もう1つは、荷台に載せた新車のトラックを、ニュートラルの状態でエンジンを切ってそのままにしていたこと。
ギアを入れて止めていれば、あれでも動いていなかったかもしれません。
深く反省し、トラックを再度固定の位置に動かし、リヤには手動式のフックを取り付けました。
これですね!
↓↓↓↓↓
あいにくどしゃ降りの雨だったので、ビッシャんこになりながら、荷台のトラックを固定し、田辺社長には少し遅れる事を伝えなんとか無事到着。
何事もなかったかの様に、納車説明をして無事帰る事が出来ました。
気を抜いていたわけではありませんが、一歩間違えば大惨事になっていました。
ちなみに次の記事では、「ディーラー営業マンの将来が不安…」というテーマで、現役営業マンの現状をお伝えしています。
まとめ
今回は、僕の積載車での失敗談をご紹介してみました。
これからも頻繁に積載車は使用するので、今回の事を肝に命じて、
「確認、再度確認!」
でこれからも安全運転を心掛けます!