こんにちは!営業一筋20年、営業マンお悩み解決ブロガーのタッピー(⇒プロフィールはこちら)です。
自動車の正規ディーラーと呼ばれるカーディーラーは、会社基盤も安定していて車好きにはあこがれの職種と言えます。
たとえば、国産ならトヨタ、日産、ホンダなど、外車ディーラーならベンツやBMWが有名ですよね。
さらに同じトヨタでも、トヨペット店やネッツ店などトヨタの看板を掲げる系列店は数多くあります。
そんなカーディーラーの中で会社の花形とも言える職種が「営業職」。
カーディーラーの営業と言えば、「車に詳しい」「専門スキルが必要」などと思われがちですが実際そんなことはありません。
今回は、カーディーラーで20年以上勤務している現役営業マンの僕が、就職の実情と営業に必要な要素について包み隠さずお伝えいたします。
目次
カーディーラーの営業は誰でもなれる!?
カーディーラーの職種の中でも営業職は花形とも言えます。
✅社内でも営業は中心的存在
✅いつも新車に乗れる
✅営業はインセンティブが貰える
✅時間が自由に使える
まだまだ魅力たっぷりのディーラー営業ですが、実際どうすればなることができるのでしょうか?
「大卒でないと採用されない?」
「専門の資格やスキルが必要?」
「転職でも営業経験が必須?」
あの頃は、カーディーラーに就職したいという学生も多くいて、企業側も採用に困っていなかったからです。
しかし、ここ数年は「営業職はきつい」というイメージからか、新卒の応募が激減しているのが現状。
また、コロナ禍という状況で会社の倒産などによる中途の人材が増えてきたことにより、企業側は中途採用を多く取り入れるようになりました。
中卒や高卒でもドンドンと採用、即戦力として営業の現場で働かせるようになったのです。
数ヶ月でわかる営業の向き不向き
ちなみにあなたも知っているかもしれませんが、カーディーラーの営業は離職率が高い傾向があります。
では、なぜカーディーラーの営業職を辞めていく人が多いのか?
その原因の多くは「人間関係」。
基本的に営業職はお客様あっての仕事なので、お客様と良好な人間関係を構築できる人でないと仕事が務まりません。
それは同じ職場で働く上司や同僚との人間関係も一緒です。
「世渡り上手」って言いますが、周りの人とうまく立ち回り、良好な人間関係を築ける人でないと営業職は無理だと言えます。
「この人は営業マンとしてやっていけそうだ」
「あ~、この人無理かも…」
その要因は、見た目だったり話し方だったり色々です。
基本的にお客様に、
「この営業マンなんか感じがいい」
と思ってもらえるかどうかが肝になります。
なお、次の記事では「営業マン成功のための7ステップ」ということで、営業マン成功に必要な要素について解説しています。
最近では女性の営業職が増えている
ここ最近では、カーディーラーの営業職に女性がなるケースが増えてきています。
しかし、今では数人の女性スタッフが営業職として頑張っています。
ただ、カーディーラーの営業は女性には大変なところもあります。
■車の洗車を頻繁に行う(夏場は汗びっしょり)
■車のメカニカルな知識も必要
■積載車を運転する機会が多くある
カーディーラーの営業マンに必要な要素とは?
カーディーラーの就職の実情をお伝えしたところで、次はカーディーラーの営業マンに必要な要素について解説して行きます。
①良好な人間関係を作れる
②自動車の知識がある
③目標に貪欲で負けず嫌い
①良好な人間関係を作れる
カーディーラーの営業に限ったことではありませんが、「良好な人間関係を作れる」かどうかは営業マンに必要な要素です。
営業で成功できるかどうかは、お客様との良好な人間関係を構築できるかにかかっています。
特に、車は人生における大きな買い物のひとつ。
お客様が車を決めるために「人・物・条件」の3つが必要と昔上司から教わりましたが、その中でも「人」を信頼できるかは大事な部分になってきます。
お客様と日頃からコミュニケーションをとり信頼関係を築いて、
「買う時は○○さんから買いたい!」
と思ってもらわなければなりません。
強い信頼関係を築くことができれば、次購入の際もリピーターになってくれますし、車購入を検討している人を紹介してもらえることだってあります。
②自動車の知識がある
カーディーラーの営業マンになるために整備士の資格は必要ではありませんが、ある程度自動車の知識があった方がお客様からの信頼を得ることができます。
営業マン:「・・・」
営業マン:「・・・」
お客様から信頼されるためには、何か質問された時にすぐに答えれる知識は必要です。
また、お客様は同じような車をいくつか比較検討されることが多いので、他社の車についてもある程度知識を得ておく必要があります。
ただ、ここでひとつ重要なことをお伝えしますが、
「車が好きだから営業職向き」かと言うとそうでもありません。
車をいじるのが好きならば整備士になった方がいいです。
「車を売る」ことが仕事の営業職に必要な要素は、「車が好き」ということよりも他の要素が必要になってきます。
③目標に貪欲で負けず嫌い
営業に数字はつきもの。
毎月営業マンそれぞれに目標台数が割り振られ、その目標に向かって営業活動に勤しむわけです。
営業マンは、その目標に貪欲である必要があります。
貪欲で負けず嫌いな人であれば、「その営業の世界で自分がトップになろう!」とがむしゃらに営業活動に打ち込むことができます。
もちろん、成果をあげることでインセンティブがつくので、努力した分だけ給料も上がります。
ですので、目標に貪欲な人は成果をあげるために積極的にスキルアップにも努めるはずです。
けっして営業職は楽な仕事ではありません。
この目標に対する貪欲さがなくなってしまうと、自ら営業活動をして行く意欲がなくなり、販売台数もドンドンと落ちて行きます。
まとめ
今回は、カーディーラーの営業は誰でもなれる!?現役営業マンが明かす現場事情というテーマで解説してきました。
カーディーラーの営業になるのは簡単ですが、続けて行くことはとても難しい仕事。
長く続けていくためには目標に対する執念が必要で、常にスキルアップに努めることが大事です。
僕のブログでは、カーディーラーの営業に関する記事を多く書いていますので、ぜひ参考にして立派な営業マンを目指してくださいね。