こんにちは!営業一筋20年、営業マンお悩み解決ブロガーのタッピー(⇒プロフィールはこちら)です。
営業の仕事をしている以上、どうしてもついて回るのが「数字」ですよね。
「月末が近づくと数字に追われる」
営業マンなら、誰しもが経験することではないかと思います。
そんな営業という仕事が、精神的に辛くて苦しんでいる人は多いはず。
僕自身、過去に営業で行き詰り鬱になりかけた経験がありますが、これからご紹介する思考を身につけたおかげで克服することができました。
あなたもこの思考を身につけることで、悶々とした営業マン生活から抜け出し、きっと営業の仕事を前向きに楽しめるはずです。
目次
営業職は数字に追われる日々
営業職をしている以上、数字は常について回り、数字で評価されます。
僕の仕事を例に挙げると、自動車ディーラーの営業マンは、毎月の販売台数の目標が個々に割り振られています。
「あと1週間で○○台販売しなければならない!」
上司からのプレッシャーも、日に日にキツくなるわけですが・・
「見込み客もいない」
「自分だけ販売が低迷している」
となると、次第に焦りを感じ始めます。
また、何とかその月の目標を達成できたとしても、翌月には0スタートの新たな数字に追われる日々が始まるのです。
そんな状況が嫌になって、営業職を辞めていく人は多くいます。
どうすれば、数字に追われても大丈夫でいられるのでしょうか?
「営業が楽しい!」と感じる時って?
ここで、営業職の人が「仕事をしていて楽しい!」と感じることについて、いくつか挙げてみたいと思います。
数字に追われてばかりで、何も楽しいことがなければ、営業職を長く続けるのって難しいですよね。
15年以上にわたり営業職をしてきた僕が、「営業が楽しい!」と感じる瞬間について挙げてみました。
①やればやるほど稼げる
②異業種の人とのつながりができる
③自分自身の成長につながる
それぞれ見て行きましょう!
①やればやるほど稼げる
僕が、営業を続けてきて一番楽しいと思えることは、「やればやるほど稼げる!」ことです。
営業の職種にもよるでしょうが、自動車ディーラーの営業マンは、販売実績の応じて給料が増えます。
また、その販売に付加価値を付ければ、さらに給料アップにつながったりします。
これは、営業マンが辛い仕事でも続けて行ける大きな要因だと思います。
仮に、何台車を販売しても1円も給料に反映されなければ、売る気もなくなってきますし、もう1台さらに1台と積み増しをする気にもならないですよね。
営業本部もその辺りを分かっているのか、売れば売るほど給料が上がる仕組みを作っていて、そのため休日出勤やサービス残業をしてでも頑張ろうと思えるわけです。
②異業種の人とのつながりができる
また営業の仕事は、「異業種の人とのつながりができる」という楽しさがあります。
いろんな職種の人がお客様となり、その人たちの仕事を知ることができ、場合によっては友達関係以上に発展することもよくあります。
これは、他の仕事ではなかなかあり得ませんよね。
異業種の人たちとつながることで、様々な方面にネットワークができ、世の中の仕組みも理解することができます。
③自分自身の成長につながる
いまの異業種の人とのつながりの延長で、様々な分野の仕事やそこで働く人を知ることで、「自分自身の成長」にもつながります。
✔毎日新しい出会いがあって新しい知識を得ることができる
✔お客様からたくさんの情報を得ることができる
日々、さまざまな経験をする中で、自分が常に成長していることが実感できると思います。
また営業の仕事は、お客様対応や書類作成など日常生活でも応用できることがあり、営業のスキルを磨くことで日常生活を充実することが出来るのです。
ちなみに次に記事では、「営業のやりがい」について詳しく解説しています。
数字に追われないための2つの思考法とは?
これまで、僕がお伝えしてきた「営業が楽しい!」と感じることを踏まえて、数字に追われずに仕事を続けるためにはどうすれば良いのか?
これからご紹介する2つの思考法を身につけることで解消されるはずです。
①逆算思考で営業の仕事を楽しもう
②論理思考を鍛えてみよう
それぞれ詳しく解説していきます。
①逆算思考で営業の仕事を楽しもう
営業の仕事は、何の努力もせず数字を上げることは出来ません。
数字は結果に他ならず、月末が近づき数字に追われてバタバタしてもしょうがないのです。
数字が上がっていない時こそ、日頃の営業活動に目を向けるべきなのです。
そして、「いまの自分が何をするべきか」「いまの自分に何ができるか」を考えることです。
自分自身でコントロールできるものは何かを考えてみましょう!
「今月ダメでも、来月には○○台数字を上げるために、いま自分が何をしなければならないのか?」
このような考え方を「逆算思考」と言います。
逆算思考で行動することでゴールが明確になり、数字に追われるプレッシャーは感じなくなります。
「月末が近づいて、数字が思うように上がらず焦る」
そうなる前に、日頃から逆算思考で考え、行動することが重要です。
数字に追われて焦りを感じるということは、「ゴールに至るまでのあなたの考えが浅はかだったということ」になります。
「今月の目標を達成するために、今週見込み客が何件いるのか?」
「そのためには今日アポを何件とれば良いのか?」
「数字が上がらない」「結果が出ない」と頭を悩ませるのではなく、それに至るまでの経緯を真剣に考えましょう。
この考えを繰り返し繰り返し行えば、きっと結果はついてきます。
楽しさがやりがいに変わった時、数字に追われるプレッシャーから解放されるのではないでしょうか。
なお、営業がつらいと感じ始めたら、次の「ノルマ理論」を取り入れてみましょう!
きっとあなたの営業活動のお役に立つ理論です。
②論理思考を鍛えてみよう!
いまご紹介した「逆算思考」もそうですが、営業マンが数字に追われるプレッシャーから解放されるためには、「論理思考」を鍛えることも大事です。
数字に追われている人の多くは、論理的に物事を考えられないので、「問題が起きても解決することができず、いつまで経ってもゴールにたどり着くことができない」のです。
逆に数字を追っている人は、論理的に物事を考えて、「スムーズに問題解決ができ、逆算思考のゴールまでの道筋が明確に見えている」のです。
あなたも数字を追う側の人になるために、「論理思考力」を鍛えてみましょう!
論理思考力を鍛えるためには、日常的に論理思考力の高い人の音声を聴く(=音声学習する)ことで、論理思考力をアップすることができます。
「音声学習」の詳しい方法は、次の記事で解説していますので、ぜひご覧になってみて下さい。
まとめ
今回は、営業で数字に追われないための2つの思考法とは?というテーマで解説してきました。
営業職は、常に数字で評価されます。
数字に追われるプレッシャーから解放されるかどうかは、あなた自身の考え方次第です。
ぜひ今回ご紹介した思考法を身につけ、営業の仕事が楽しいと思えるように自分自身を見直してみましょう!